支部だより – 2012 –
北見支部だより
北見支部事務局 二俣 雅哉
平成24年度北見工業大学同窓会北見支部活動について
(1)山の水族館がリニューアル
最近の北見市の話題は、昨年から着工した市民会館の改修が終了したことです。北見市留辺蘂町温根湯温泉にある山の水族館が、全国的にも有名な水族館プロデューサー中村元氏によりプロデュースされ、総工費3億5千万円という中規模水族館としては低予算ながら、滝壺の底から見上げる水槽によりオショロコマ等を観察出来る『魅力の水塊』や、温根湯温泉地区ならではの『魔法の温泉水』で育てられた巨大な2m近いピラルクーたちが話題を呼び、平成24年7月7日にリニューアルした後、僅か2ヶ月で来場者数10万人を突破し、閑散とした温根湯温泉地区に久しぶりに明るい話題を提供しました。これは地方に眠る素材をお金ではなく知恵によって活性化するよい手本になっており、今後はリピーターを取り込み、活気のある北の大地の山の水族館となり続けることを北見市民は心から期待しております。
(2)「第1回 夏を楽しむ集い」の開催
我々同窓会北見支部においても活気ある支部活動を目指し、7月11日に活動の中心である「第26回 夏を楽しむ集い」を経済センターで開催しました。今では毎年恒例のイベントになりましたが、初めてビールパーティーを行った時の事について隅田一男先輩(昭和52年土木卒)から貴重な話を聞きましたので報告します。
昭和62年に伊藤建一支部長(S38年応化卒)、菅谷忠継(S38年応化卒)、斉藤好紀(S38年応化卒)、綱川忠晴(S45年電気卒)、隅田一男(S52年土木卒)が中心となり、支部援助金のみの財源では活気のある支部活動はできないと話し合いがなされ、ビールパーティーを開催することになりました。
開催場所は現在営業していないパレスホテルでした。「当時は支部役員の誰も運営経験がなく、何もかも手さぐりの状態で、苦しくもあったが、逆に楽しかった」と隅田先輩は当時を懐かしく振り返ります。日本のみならず地方経済も元気な時代、当時1枚1500円の券は飛ぶように売れ、最終的に800枚以上売れたそうです。また、景品や会場で配るつまみは支部役員全員で購入したり、手分けして集めたそうです。「当日はあいにくの雨で来場者が少ないことが心配されたが、予想以上の来場者が来てうれしかった。18:30に始まったビールパーティが、北見工業大学軽音同好会の演奏や抽選等のプログラムが予想以上に早く進行し、最後は予定より30分も早く終了してしまい焦ってしまった。また、連絡ミスで軽音同好会の楽器を私一人で運ぶ羽目になって辛かったが今はいい思い出だ。」と隅田先輩は懐かしそうに思い出話を続けました。
年1回の北見工業大学同窓会北見支部総会についても、北見市のみならず網走市や常呂町(当時)の「船長の家」で行い出席された厚谷学長は、他市町村での開催と支部会員の交流に大変喜んでいたそうです。
(3)今後における同窓会北見支部活動
私は、隅田先輩の苦労話を聞いた後、今年で26回目となるビールパーティーも基本的な運営だけでなく、同窓生同士の絆を大事にする精神は今も生きていることに気づきました。ともすればマンネリ化しつつある活動に対し、先輩役員は総会を網走市などで開催するなど、変化を求め自ら積極的に活動や交流をしてきたということです。
今後、我々も諸先輩方から受け継がれた北見支部同志の一体感を大事にすると伴に、何か新しいことにチャレンジする気概を持ち、楽しんで活動を行っていきたいと思います。
「第26回 夏を楽しむ集い」ビールパーティー
釧路支部『湿原会』だより
幹 事 直江 准司
北見工業大学同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご活躍のこととお喜び申し上げます。
先ず、私、昭和56年土木工学科卒業の直江准司ともうしますが、簡単に自己紹介させいただきます。卒業後は、東京に本社を置く舗装工事会社に25年程籍を置いておりましたが、現在は釧路市内にあります地元の会社にお世話になりまして5年目になりました。北海道開発予算がバブル期の半分程になり建設業界の置かれる環境は厳しさを増す一方ではありますが、なんとかやっています。
実は私の息子も北見工業大学を卒業しております。息子(長男)はバブル期に育ったものですから、中学生までは私の職業と同じ方面の仕事に就きたいと申しておりましたが、気が付いたら機械システム工学科を卒業しておりました。最近は新卒者の募集で大学を訪れているとも申しておりました。また、在学中同級生でありました早川博氏が社会環境工学科の准教授として活躍されていることが、大変誇らしいです。一昨年には支部総会で講演もしていただきました。
それでは、『湿原会』の活動状況についてお話させていただきます。現在の会員数は同窓生の異動も把握しずらいため、90名前後と申し上げておきます。会員数の約3割を占めます釧路市役所の同窓生が中心となり支部活動を支えているところです。『湿原会』の主な活動内容は、支部総会、ボーリング大会、幹事会です。
ちなみに、昨年開催された第25回『湿原会』総会は平成23年10月29日(土)アクアベールにおいて、伊藤准教授、並びに札幌支部の松田様をご来賓にお迎えし、支部会員22名とともに盛会に実施しました。総会では、前年度の事業・会計報告並びに平成23年度の事業計画・会計予算について満場一致で承認され、伊藤准教授より3.11の東日本大震災を踏まえ防災の観点からご講演をいただきました。その後の懇親会も大いに盛り上がり、そのままの勢いで二次会も成功裏に終了いたしました。
今年の支部総会は間もなく開催の運びとなっております。大学からは、社会連携推進センターの大島俊之特任教授を、また、遠く関西支部から鳥越支部長をお招きしております。鳥越支部長は、私や副支部長と同期でもありますので、大変楽しみにしております。今年度の支部総会も盛会に行えるよう切望するところです。
次に、ボーリング大会ですが、以前はパークゴルフやマージャンを実施することもあったようです。ボーリング大会終了後は、もちろん表彰式を兼ねた親睦会です。私を含め多くの参加者の方々も親睦会で飲むのがメインなのではないのでしょうか。以上が『湿原会』の主な行事です。あとは、これらの行事の準備のための幹事会を年間三回程行っています。
私は15年程前に異動で釧路にまいりましたところ、『湿原会』へのお誘いがあり、当時、同級生や同期生が何名かおりましたこともあって、幹事をすることになりました。上に述べさせていだだきました行事を通じて、大学の学長はじめ先生方によります大学の近況や専門分野のご講演を拝聴できたり、他の支部の方々や大先輩方との意見交換をする等、多方面でご活躍中の方々との交流の機会を与えていただいたことに改めて感謝する次第です。単なる飲み会ではなく、他では経験することのできない貴重な機会であることを次の世代に伝えていくことが必要だと痛感しています。
最後に、北見工業大学の益々の発展と同窓生の皆様のご健勝をご祈念申し上げまして、『湿原会』の紹介と近況報告とさせて頂きます。
旭川支部(のつけうし会)だより
旭川支部 白崎 和行
長い残暑がやっと終り北見工業大学同窓生の皆様におかれましては、ますます、ご健勝のことと心よりお慶び申し上げます。旭川支部(のつけうし会)の活動報告としましては、昨年5月に第13回北見工業大学同窓会旭川支部総会を実施し多くの方々にご参加頂きました。昔の話などで大いに盛り上がったため、今年も総会を開催できればと考えているところであります。無事開催できれば、来年度の旭川支部活動報告では、その模様をご報告できることと思います。
さて、近年の各支部の活動報告を拝見させていただいておりますが、異常気象についてふれておられる方々が多く見られます。旭川市におきましても近年の異常気象は肌身に感じているところでありまして、私ごとでは農業用ダムの管理に携わっており、昨年は、かつてない大雨に見舞われたと思いきや、今年は、まれに見る渇水といったように、年々過去最高を記録するような天候が続いており、農業用水の管理に苦慮しているところであります。
この気象状況に反して、旭川近郊においては近年、米の作況も良く、おいしい農作物がとれているところであり、旭川および周辺地域の食材を利用した食のイベント「北の恵み食べマルシェ2012」が今年も開催されました。このイベントは、旭川市開基120年を記念して、2010年に開催されました。大変好評であったため、その後も毎年9月の敬老の日を含む3連休に実施されるようになりました。今年は、旭川市の歩行者天国である買物公園が40周年を迎えた記念の年とし買物公園等の中心市街地に300店近い店が出店し、道北の秋の恵みを多くの方々が堪能したところであります。今年度、期間中には過去最高の84万人もの方が来場し、北見工業大学同窓会旭川支部の方々もいろいろな形でこのイベントに参加いたしました。
このイベントでは、北見塩焼きそばに触発されたのか、旭川においても地元旭川の食材を利用した「旭川しょうゆ焼きそば」を元に町おこしをしようということで、いろいろな店で、しょうゆ焼きそばを販売しています。旭川しょうゆ焼きそばの条件として、旭川産の米粉と北海道産の小麦粉を配合した麺を使用、旭川産のしょうゆダレを使用、旭川産の食材を1品以上使用することが原則となっております。米粉を使用しているため麺の食感がもちもちしており、しょうゆダレのため、あっさりした味付けとなっております。北見塩焼きそばと同時に旭川しょうゆ焼きそばも覚えていただき、旭川へお越しの際は是非ご賞味ください。通常時各店舗でも販売しております。
旭川支部の活動報告というよりは、旭川市の状況報告の方が長くなってしまいましたが、今後とも、会員皆様のご協力、ご支援をいただきながら活動を実施してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。最後になりますが、北見工業大学並びに同窓会会員の皆様方のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げ、旭川支部だよりといたします。
帯広支部だより
支部長 小山内 誠
今年は猛暑となり厳しい残暑が長く続きましたが全国の北見工業大学同窓生の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
帯広は十月に入りようやく秋が訪れ、冬が目の前に迫って入ることを感じる季節となっております。
さて帯広支部ですが、同窓生の親睦を図るために年2回の親睦活動を長年継続しております。一つは2月に行う支部総会を兼ねた懇親会で、今年は二月二十四日に行いました。総会において支部役員が全て改選され、支部長に新任の私、小山内が就任いたしました。今年から三年間は私が所属する宮坂建設工業が中心となり帯広支部の運営に当たります。
前年度までは(株)ズコーシャの方が中心となり支部の運営をお願いしておりましたが、引き継ぎを無事行い、役員としては不慣れな面々ではありますが先輩役員の指導を仰ぎ取り組んでまいりたいと思っております。
現在帯広支部には百五十七名が登録されており、今回の帯広支部総会への出席者は二十名で年々減少傾向となっておりますが、学生時代の思い出や共通の友人、恩師の動向などを語らい楽しいひと時を過ごすことができました。
また七月一日には帯広市の中心部にある中央公園にて四十二人の参加により花壇の整備を行いました。市民の憩いの場であるこの中央公園には帯広支部が帯広市からお借りしている花壇が5ヶ所あり、お子様連れの家族の参加により和やかな内に百株の花を植え、心地よい汗をかきました。花壇の整備後、六月二日に行われた平成二十四年度北見工業大学同窓会総会について手短に報告、記念写真を撮影し公園内でバーベキューを行いました。子供用はジュース、大人はビールとウーロン茶、もっとも多く飲まれたのはノンアルコールビルで晴天の中で汗をかいた後のバーベキューは格別で多めに用意した食材は完食、初参加の若い方もおり約二時間のイベントは瞬く間に過ぎました。
今後もこの二つの活動は末永く継続していきたいと思っています。
最後に、昨年の東日本大震災での被災者の皆様が一日も早く復興されますことを心よりお祈りするとともに、北見工業大学同窓生の皆様のご健勝を祈念し帯広支部の近況報告といたします。
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帯広中央公園の花壇整備 | バーベキューパーティー |
「石北会」札幌支部だより
札幌支部 安達 理
皆様、お久しぶりです。
今年札幌支部は、4月21日 札幌市中央区第一ホテルで石北会12総会を開催しました。当日は、退官教官の祝賀会等関係の日程が重なるなかで、学長鮎田先生のご出席をいただくなか、函館など遠方からの出席もありまれにみる盛会となりました。また、次回総会についても、会員の奮っての参加をお願いしたいと思います。札幌支部からのご連絡は、支部HP等でお知らせしますので、HPのチェックをお忘れなく。
青森支部「樹氷会」だより
青森支部長 八戸 認
今年もまた寒さがが一段と身に染みる季節がやってまいりましたが、北見工業大学並びに本学同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご健勝の事とお喜び申し上げます。
さて昨年3月に発生いたしました東日本大震災からもうすぐ2年を迎えようとしております。被災された方々に謹んでお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興が実現する事を心からお祈り申し上げます。
さて、青森支部の近況報告としては、一昨年(平成22年)12月に東北新幹線(東京―新青森間)が全線開業し、現在では新型車両「はやぶさ」をはじめ新青森・東京間を1日17往復しており、最短で3時間を切って運行されております。開業から約2年になりますが、新青森駅は未だ首都圏方面からの観光客で土日を中心に連日にぎわっております。また北海道方面へのトンネルや高架橋工事も順調に進み、平成27年の北海道新幹線開業がそこまで来ている感じです。
この機会に同窓会会員の皆様またご家族連れで、津軽の心の山岩木山、厳冬の八甲田山、新緑もみじの十和田湖奥入瀬渓流、世界遺産登録の白神山地、縄文時代の国特別史跡の三内丸山遺跡など数々の観光名所がある青森に是非おいでください。(大歓迎いたします。)
今年の青森県内の主な出来事としては、なんと言ってもオリンピック選手の活躍でしょう。小原日登美選手、伊調馨選手(レスリング金メダル八戸市出身)、古川高晴選手(男子アーチェリー個人銀メダル青森市出身)、福原愛選手(女子卓球団体銀メダル青森山田高出)、藤井瑞希選手、垣岩令佳選手(女子バドミントンダブルス銀メダルともに青森山田高出)など地元青森を大いに盛り上げ、大きな感動と力を頂きました。
最後に今年の青森支部の活動報告ですが、10月に第22回の支部総会を行い、東北支部よりご出席を頂き、和やかな雰囲気の中、無事総会を終えております。お忙しい中ご出席頂きました東北支部様にはこの場を借りてお礼申し上げます。また9月は仙台市で行われました東北支部総会にお招きを頂いております。
このような現状ですが設立22年を迎え、さらなる支部活動の活性化、会員相互の親睦を念頭に、一歩一歩着実に活動の輪を広げて行きたいと考えておりますので、皆様のご理解、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
最後になりますが、北見工業大学並びに同窓会会員の皆様方の益々の御活躍と御健勝を心よりお祈り申し上げ、青森支部だよりといたします。
平成24年10月20日 青森支部総会
東北支部(銀河会)だより
東北支部 竹田 久
昨年の津波災害から一年半が過ぎて復旧・復興もまだ途中で、なかなか進んでいません。しかし、私たちは、災害からこれからの生活に向かって舵を切って進んでいます。遅々として進まないのは政治、行政の方だと思います。
今日は、久し振りにOB会に出席して報告書を書くことを頼まれましたので報告させていただきます。
先に記したように、東北は大変な時期です。OB会員の中には災害に会った人もいます。しかし、OB会出席した人たちは順調に生活をしております。ただ変わったことといえば皆さんは、年齢を重ね、リタイヤした人もいます。当然現役は居ます。
先に土木同期(1972卒業)会が北海道の定山渓温泉でありました。卒業後40年過ぎると若い人でも63才になり昔の仲間も立場の違いもあり、現役離れた人もあり、変わってきております。
変わったこと:寿を重ねた、現役リタイヤした人、孫の居る人、年金を受給している人、血圧など成人病の人、など
変わらないこと:気持ちは若い(自分自身が思っているだけかも)
今回のOB会では10人程出席しました。その中で、開催地を宮城県だけでなく東北各県で開いてはと言う意見がありました。その理由は遠い県だと泊まりがけ(特に現役の方)で時間が無いこと、出席しづらい事などです。ということで今後の課題としました。
今回の報告はこれまで、関係する写真を添付します。
関東支部(オホーツク会)だより
支部長 谷 浩二
連日の残暑も、ようやく終焉を迎えそうな今日この頃ですが、如何お過ごしでしょうか。加えて、突然のゲリラ豪雨。この国はいつから熱帯地域の仲間入りをしたのでしょう。北海道も例外では無かったようで、『北海道の夏=涼しくて爽やかな夏』のイメージも残念ながら、過去の話になりつつあるのかもしれません。昨年の東日本大震災以降も続く、こうした自然の猛威と人間との根競べは、自然と共存するための知恵出しを、地球から求められているようにも感じます。更に追い討ちをかけるような原発稼動停止による電力不足騒ぎには、気分も滅入りました。中にはオリンピックさながら、アスリート並み根性でエアコン無しの文字通り暑い日々を過ごした方もいらっしゃるかも。そんな金メダル級の貴方は自分を褒めてください。
さて、我が後輩たちも頑張りました。北見工大のロボコンチーム、“チームOnion”です。全国から応募があった44チームの中から21チームが選ばれ、6月10日(日)に国立オリンピック記念青少年総合センターで日本代表をかけた熱戦が繰り広げられました。ここ数年、チームOnionも出場常連校になりつつあり、関東支部もホームページや支部だよりで活躍を紹介し、また年一度の総会参加費の一部を、少額ながら活動資金としてカンパしてきた経緯もあり、今年もサポーターとして応援に駆けつけました。結果は残念ながら予選敗退でしたが、自動ロボットと学生が実際に搭乗し操作する手動ロボットとの共演は、まさに『あっぱれ』でした。NHKで放映したので御覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。『継続は力なり』の精神で、今後の活躍に期待します。卒業生の皆様も、是非今後の活躍を応援してください。
もちろん関東支部も頑張っています。年一回のメインイベントとなった11月の総会は昨年も11月12日(土)に恒例の銀座スターホールにて、鮎田学長をはじめ、他4人の大学の先生方、平林元学長、常本前学長、富田同窓会本部顧問といった方々に御参加頂き加えて関東近郊で活躍する卒業生が一同に会し総勢49名で盛り上がりました。
参加して頂いている諸先輩たちは非常に温かい人が多く、若手の出席者も臆すること無く和気あいあいとした雰囲気の中で、世代や職種を超えた交流が行われました。最近の大学の様子や、先生方の近況、卒業生の自己紹介を交えながらのあっという間の3時間です。特に自己紹介では、毎年目安の1分間を楽々超過する熱弁が多く、楽しい反面、ヒヤヒヤしながらの進行となります。その流れで行く二次会も出席率が高く、毎年予想を大幅に上回る人数での開催となります。おかげで隣同士の密着度はかなり高くこれまた暑く、親密な宴会となりました。皆様も機会があればぜひ参加して下さい。
尚、総会やロボコンの様子は、関東支部ホームページに掲載してありますのでご覧ください。
http://homepage2.nifty.com/REUNIONOHOTSUKU/index.html
第17回北見工大同窓会関東支部総会
関西支部(流氷会)だより
支部長 鳥越 廣美
昨年の東日本大震災からの福島原発と被災地が、今まさにこれから本格的な復興へと動き出そうとしている中、北では北方領土へのロシア首相の視察を始め、西では竹島問題、南では尖閣諸島で中国での反日運動など、国内外共に色々な問題が起こっています。しかし、このような中にあっても、東北各地において様々な方々が復興活動に努力されています。誠にご苦労様です。
私は卒業して31年になり、53歳という年齢になりました。就職当時は、早く一人前になる為になりふり構わず仕事をしていましたが、40歳を過ぎてから仕事以外の自分を見つめ直すために、母校を考えるようになりました。今でこそ、大学・高校の同窓会活動に参画しておりますが、以前は誰かが維持してくれていると考えていました。しかし、本当は自分達で維持する必要があると自覚するようになりました。自分達が必要なものは自分達で維持する。さらに、先輩達が創り上げてきたものを自分達で維持・継続し、後輩達に引き継ぐ。これは、全ての社会活動に通じることです。先般、6月2日の本部の総会に出席するため、6年ぶりに北見を訪問しました。大学内・北見市役所付近・山下町付近の発展した変貌ぶりには驚くことばかりでした。本部役員会に出席するには関西からは3日がかりの日程になりますが、現在の同窓会の抱える課題の本質は役員会から参画しないと伝わってはきません。課題は多々ありますが、最大は新規卒業生及び同窓生の会員への確保です。卒業と共に学校そのものに終止符を打ってしまい、その後の同窓生、先生、学校関係者との関係を断ってしまうことです。これは、支部の間でも大きな課題となっています。様々な対策を講じていますが、まずは色々な立場での人間関係(絆)を再度見直しましょう! 参考までに私事ですが、総会で10年ぶりに再会した釧路支部の同窓生と再び遭遇し、これが縁で10月末に釧路支部の総会に特別参加することになりました。
みなさん、出会いを大切にしましょう!
関西支部では毎年、支部会員のコミュニケーションを図るべく、花見・ハイキング・支部総会や工大「父母の会」の支援として、OBの講演・先生方との懇親会などを行っています。様々な年代、様々な業界、また経営者など諸先輩方の話を聞く、話す、相談するなど、非常に参考になる交流の場であると思います。関西方面に在住の若い卒業生の皆さん方の参加を我々は待っています。是非、一度下記の連絡先(PCメール)へ連絡をください。
関西支部(流氷会)事務局 白石 qvmt37338@gaia.eonet.ne.jp
関西支部長 鳥越 torikoshi-h@takenaka-doboku.co.jp
関西支部総会(2012.4.14)
また、関西支部では、ホームページを立ち上げました。関西支部のお知らせ・活動状況・役員会・総会などの情報を入手できます。
北見工大の同窓会サイトからご覧下さい。そして、気軽に関西支部活動へ参加して下さい。お待ちしております。
九州支部だより
支部長 永田 嘉雄
北見工業大学同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご活躍のこととお喜び申し上げます。
さて、同窓会誌の支部だよりに寄せて、九州支部の近況を報告させていただきます。当九州支部は、平成18年に発足した14番目の支部として同窓会の仲間入りをさせてもらっています。振り返ってみますと、始まりは前常本学長の九州出張からでした。実は当時、九州には前同窓会長の吉村氏が大分県に赴任しておられ、学長の出張に合わせて歓迎会をしましょうとの呼びかけがあったのです。この時は極々少数の集まりでしたが、学長と吉村氏の同窓会にかける熱い思いをしっかり聞かせて頂く事が出来ました。
現在では総勢24名で、北見から一番離れたところで、脈々と活動しております。活動は総会の報告会を兼ねて、居酒屋で思い出話や、遠い北海道のことについて酒を酌み交わしながらワイワイ語り合うというのが現状です。総会報告会は福岡市内で開催することが多いため、今後は「福岡市以外で開催してみては」という意見も出ております。他支部では、学長・教授の方々をお招きして楽しくやっておられるようですが、九州支部でも同窓会本部及び大学との交流を図りつつ、また、たくさんの会員に参加していただけるよう、いろいろな方法を模索しながら楽しいひとときを過ごせる機会を設けていきたいと考えております。職業も世代も違うことから話題は尽きませんが、やはり「北海道での青春時代の話題」が中心になり、北見での思い出話でいつも盛り上がっています。
支部会員にはやはり北海道出身者が多いのが実情ですが九州、沖縄、さいたまとさまざまです。家族連れでも参加できるよう工夫していきたいと考えています。
これからも、会員の皆さんの想いが、世代を越えてつながっていく「ネットワークin北見工大」を願い活動してまいります。
最近の報道では政治、経済、環境など多くの難問が取り上げられています。そんな時代において、大学の存在意義や在学生や卒業生の価値が問われることとなります。これまで培ってきた研究成果や、同窓生の方々の技術・経験・指導力は、今後の日本経済の復興に必ず寄与できるものと私は確信しております。
本学の益々の発展と皆様方のご健康を祈念いたしまして「支部だより」とさせていただきます