支部だより – 2017 –


<北見支部> 北見支部活動について

北見支部 事務局 田中裕基(H21化シス)

 初冬の候、北見工業大学同窓生の皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。

 本年度より北見支部の事務局長を仰せつかりました田中(平成21年化学システム工学科卒)と申します。至らぬ点もございますが、精一杯務めさせていただきます。

 最近の北見市関連のニュースとしては、市が長年懸案としていた新庁舎建設について、いよいよ手がつき始めたことです。その前段となる、駅周辺の複合交通・地域交流拠点の整備が始まったばかりですが、駅前の様相は大きく変わりつつあります。

 それと、住宅街に熊が出没し、近隣の小中学校では一時期、登下校時は集団行動となるなどの珍事も発生しました。

 さて、平成29年の北見支部の活動についてご報告いたします。

 2月には、28年度の北見支部総会を北見ピアソンホテルの宴会場で開催し、髙橋学長、柴野副学長にお越しいただき、およそ50名の同窓生の皆様がお集まりになりました。

 支部総会が終わった後には、例年行っている退官される先生方を囲んでの懇親会も行い、尾崎先生(機械工学科 教授)、鞘師先生(社会連携推進センター 教授)、平賀先生(マテリアル工学科 教授)、射水先生(マテリアル工学科 准教授)をお招きし、盛大に盛り上がりました。

 新年度の支部総会についても、例年どおり年が明けてからの2月に開催いたします。日時が近づいてまいりましたらご案内差し上げますので、多くの方のご参加をお待ちしております。(※連絡先等、変更になったという方がいらっしゃいましたら、支部事務局:田中までご連絡ください。)

 4月には、入学式に参加した新入生に対して、お祝いとして紅白餅を配り、またデモンストレーションとして、北見支部の役員が石臼を使った餅つきを披露し、同窓会活動のPRも行いました。

 7月には、支部の一大イベントでもありますビールパーティー「夏を楽しむつどい」を行い、同窓生、北見市民合わせて600人程が参加しました。同窓生が勤務している企業を中心に協賛していただいた景品を使い行った抽選会では、終始盛り上がりを見せました。

 今年は、会場内で(株)グリーンズ北見が販売している「たまコロ」を来場者に無料で提供しました。「たまコロ」は、じゃがいもを使わずに北見が日本一の生産量を誇るたまねぎを具としており、昨年、茨城県龍ヶ崎市で開催された「全国コロッケフェスティバル」において優勝した逸品で、とても好評をいただきました。

 好評すぎたのか、予定していた個数を30分ほどで配りつくしてしまったため、来年は個数を(予算内で)増やしてみるのも良いかなと思っています。

 最後になりますが、同窓会並びに各支部のご発展と、会員皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申しあげ、支部たよりとさせていただきます。

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<釧路支部(湿原会)>

釧路支部 副支部長 直江准司(S56土木)

 同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。

 昨年の今頃(平成28年10月)は、8月下旬に来襲した3つの大きな台風による河川、道路災害の復旧対応のために、土木関連の同窓生にとって多忙を極めた時期でありましたが、今年は、平年並みの気候であり比較的穏やかな日が続いております。

 さて、釧路支部は、会員数が最盛期の70%まで減少しており、現在80名ほどです。活動としては、毎年10月に支部総会を開催し、2月には会員の親睦を図る目的で、レクリエーションを実施しています。

 レクリエーションは、参加者が固定されていたボウリング大会に替えて、3年前から新たな参加者の増加を目指し、麻雀大会を開催しています。今年は、じっくり腰を据えて競技をしたいとの声を反映して、温泉一泊の大会を計画し参加者を募りましたが、想定した人数が集まらず、例年通り2月に釧路市内の麻雀荘で行いました。当日は、12名の参加があり13時から競技を開始し、健康的に18時には終了、その後の懇親会では、近況や学生時代の話でおおいに盛り上がり、とても楽しいレクリエーションになりました。

 この支部だよりを書くのと同時期に、釧路支部総会の開催を会員に通知しますが、支部事務局が釧路根室に在住されていることを把握できていない会員も存在すると思います。支部会員におかれましては、職場や取引先等の同窓生に支部行事への参加を呼びかけていただき、新たな会員の把握と親睦の機会への参加促進にご協力いただきますようお願い致します。

 今年の総会でも若手会員の支部活動への参加が課題として挙がると思いますが、同窓生の横のつながりは重要であると考えておりますので、若手が参加しやすい支部活動について役員をはじめ本部の支援も頂きながら検討したいと思います。

 最後に、平成28年3月に北海道横断自動車道が阿寒ICまでつながり、釧路根室地方と道央圏との物流の効率化、交流人口の増加など経済効果が現れています。会員の皆様もぜひ機会を捉えて、道東まで足を伸ばしていただき、雄大な自然と新鮮な海産物を堪能してください。

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<旭川支部(のつけうし会)> 近況報告

旭川支部 安藤茂哉(H6開発)

 同窓会の皆様、教職員の皆様におかれましては、益々ご活躍のこととお喜び申し上げます。

 旭川支部こと「のつけうし会」では、隔年で総会とビールパーティーを開催しており、今年は7月29日に総会及び懇親会を開催しました。今年は天候にも恵まれ、23名の支部員が参加され、滞りなく実施されました。

 昨年の支部だよりにも記載されておりましたが、昨年は北海道に4台風が接近・上陸し、その内3台風が旭川にも大きな被害をもたらしました。昨年のビールパーティーは、ちょうどこの影響で大雨となり、旭川市職員の支部員が災害対応のため、急遽欠席となった次第です。この大雨の際には、旭川市内各地で道路の決壊、道路や田畑の冠水等の被害がありました。さらに、石狩川をはじめとする1級河川の水位が上昇し、流入する小河川の樋門が閉扉される中、堤内地側に土嚢を設置し、さらには水を堤外地側にポンプアップすることにより,市街地側の浸水を防ぎました。排水先の河川堤防の水位も氾濫する一歩手前の水位で持ちこたえ、大きな住宅地の浸水害を防ぐことができました。

 あれから1年以上経過し、被災した箇所の復旧も進んでおりますが、現在この経験を教訓に、維持管理体制の強化に取り組んでいるところです。今年は、昨年のような大きな被害は無い状況ですが、ゲリラ豪雨による道路冠水、台風による倒木は発生しております。全国的にも最近の気象状況は、短時間豪雨が発生しやすく、多くの被害をもたらしており、この分野での同窓生の活躍の場が、益々多くなっていると思います。

 さて、旭川支部ですが、現在285の会員がおり、退職された方も多くなりましたが、様々な分野で活躍しています。また、技術職も採用されやすい状況ですので、新たな会員が同窓会に参加されるのを期待しております。

 最後になりますが、北見工業大学の更なる発展と、同窓生の皆様のご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げ、旭川支部だよりとさせていただきます。

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<帯広支部>

帯広支部 支部長 谷村司(S56環境)

 北見工業大学同窓会の皆様におかれましては、益々ご活躍の事とお喜び申し上げます。

 昨年は、帯広十勝でも8月に台風10号の影響で河川の氾濫による水害で全国ニュースになりました。今年は、7月に最高気温全国一になり全国ニュースになりました。今年も異常気象で、これからの冬も非常に寒くないかと心配です。

 さて、帯広支部では全体行事として、年度末の『帯広支部総会』と夏の『花壇整備』を行なっております。全体行事のメインである帯広支部総会は、今年2月24日に27名の参加により居酒屋で行ないました。一昨年は、41名、昨年が35の参加で、徐々に減少する傾向にあります。先生各位様、同期・お知りあいが十勝にいらっしゃる方は、会費、旅費は自己負担となりますが、参加できる方がおりましたら帯広支部へご連絡をお願い致します。大歓迎です。次回は、来年(2018年)2月23日(金)19:00からの予定です。お待ちしております。

 さて、全体行事のもう一つは、帯広市の中央公園の花壇を帯広支部の社会貢献として整備してきました。しかしながら、昨年度より“中央公園”が改修工事の為、今年も昨年に続き花壇整備ができませんでした。以前より花壇整備は家族参加が多数あり、家族親睦として楽しみにしている方も多いので、非常に残念です。二大行事の一つを潰すわけにはいきませんので、幹事で花壇整備の代替案として「家族交流」、「楽しく」をキーワードに検討した結果、レクレーションとして“キックベースボール”をしようということになりました。7月2日(日)にキックベースボールをして焼肉をしました。当日は晴れて、とても良い日になりました。キックベースボールってご存知ですか?ご存知の方も多いとは思いますが、少々解説します。私達のやったキックベースボールはソフトボールのボールを大きくし(ドッジボールのような)、バットを持たずにキックするというものです。初めての企画ではありましたが大人19人、子供3人の参加で楽しく実施できました(ほとんど若手にお願いでしたが。)その後は、大人26人、子供3人の参加で焼肉を青空の下で楽しみました。ファミリー重視の帯広支部の近況でした。

 最後になりますが、北見工業大学並びに同窓会会員の皆様方の益々のご活躍とご健康を心よりお祈り申し上げ、同窓会帯広支部だよりとさせて頂きます。

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<札幌支部「石北会」>

札幌支部 支部長 安達理(S49開発)

 札幌支部「石北会」の活動につきましては、今年度は広告欄に掲載いたしました。同窓会誌63ページをご覧下さい。

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<苫小牧・室蘭支部「野付牛会」>

苫小牧・室蘭支部 支部長 林山都(S59機械)

 全国の北見工業大学同窓生の皆様におかれましては、益々ご活躍のこととお喜び申し上げます。

 苫小牧・室蘭支部では4月22日(土)に恒例の野付牛会を開催し18名の方に参加頂きました。支部総会のあと懇親会となりましたが、各人より近況報告を頂き、現役の方からはそれぞれの領域で頑張っているお話があり、定年退職後の方からは第二の人生を謳歌しているお話や学生時代の思い出話等があり、大学に通ってた頃を思い出す楽しいひと時となりました。また、余興ではビンゴゲームを行い盛会で終了いたしました。

 さて、今年の北海道を振り返ってみると昨年程ではありませんが各地で台風被害が発生しており、農作物や漁業施設への損害が確認されました。苫小牧・室蘭地方では台風18号による影響で白老町の国道36号線が通行止めとなり、12月にようやく開通する見通しです。また、白老町竹浦ではドライブイン「かに御殿」の巨大毛ガニ看板の右脚全て(約1トン)が落下し、知る人ぞ知る名物看板が撤去される事態となりました。幸い怪我人は出ませんでしたが、年々多くなる台風直撃による被害と、気候変動による生活への影響を感じているところです。

 一方、野付牛会関連での地域の話題としては、昭和51年開発卒の竹中喜之さんが町長を務めている「むかわ町」において国内最大の恐竜の化石(全身骨格、通称・むかわ竜)が発見され話題となりました。むかわ竜は体長8m以上の草食恐竜(ハドロサウルス)で、世界的に見ても3例目となり大変珍しいものでした。まだ展示場がないとのことですので、今後、竹中町長が展示場を建設してくれることを町民の皆さんは期待しているようです。

 野付牛会に話を戻しますが、毎年4月、支部総会を開催しておりますが、最近は若い同窓生の皆さんの参加が少なく寂しい状況となっております。現在、私は農業機械メーカーにおいて経営に携わっておりますが、諸先輩方のお話は参考になることも多く、また、後輩の皆さんの頑張っている姿を拝見することもでき、北見工大卒業の同じ仲間として励みになっております。気軽に参加して頂き、北見の思い出話や卒業後のお仕事、近況等を是非お聞かせください。また、同窓生の消息情報等がありましたら御一報頂きますようお願いいたします。

 個人的な話になりますが、昨年12月、東京にて昭和59年機械卒の同窓会を初めて開催しました。卒業後32年も経ちますが、11名(石丸、石山、高野、長橋、中本、新野、三浦、森(英)、森(光)、吉村、林)が集まり大変楽しく過ごすことが出来ました。幹事の三浦君、お世話になった同窓会本部事務局の皆様には重ねて感謝申し上げます。

 最後になりますが、北見工業大学の更なる発展と同窓生の皆様の今後益々のご活躍とご健勝を祈念しまして、支部だよりとさせていただきます。

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<函館支部> 「北見でのこと」

函館支部 阿部正二(S48土木)

 私が1浪の末、北見工業大学土木工学科に入学したのは、昭和44年のことでした。

 函館から特急「おおとり」で12時間揺られて両親とともに北見に着いた時はほっとしたものでした。

 駅には二年前に二期生として同じ土木工学科に入学していた兄が迎えに来ていました。兄と両親ともに、父が昔お世話になった父の知り合いの家を訪問して挨拶します。以後、よくこの家を訪れては、夕飯をごちそうになったり、子供たちに勉強を教えたり、泊めてもらったり、その家のご主人に阿寒湖周辺等、北見周辺の名所へドライブに連れて行って頂いたり大変にお世話になりました。

 次の日は入学式の日になります。駅前からバスに乗り北見工大の下の国道の停留所で降りて歩いて大学へ向かいます。工大の丘に満面に咲き誇るタンポポが私たちを歓迎してくれたのです。(この風景を見るのが私の春の楽しみになるのです。)

 式を終えて、これから兄と私が自炊して生活する常磐町(大学から徒歩1時間、自転車で40分、バスで30分)のアパートへいきます。6畳二間、流しと便所は共同でしたがゆったりとしたアパート(炊飯器や食材はすで両親が送ってくれたものがそろっています。やがて自転車で通学するために二人が高校時代に通学で使っていた自転車も送ってもらいます。)で多分両親は安心して夜行で帰ったのだと思います。

 兄と私の自炊生活が始まります。お金が無い時はもやしと納豆と沢庵が続きます。仕送りがあった日には近くのお店へ行きラム肉やブタ肉を仕入れてジンニスカンやすき焼きをして食べたものです。その店のおばさんはいつも我々が行くとおまけをしてくれたものです。そのおばさんにも親元を離れて地方で暮らすご子息があったのかも知れません。

 秋には、釣り竿を持って近くの無加川へいきウグイを釣ります。バケツにいっぱいになる程たくさん釣れたのです。泥を吐かせて焼いて食べたり、味噌汁にして食べたりもしました。

 家の前は広大なタマネギ畑でした。それを何個かいただいて味噌汁の具材にしたりもしました。あの時はごめんなさい

 冬、夜中に近くにある中学校の校庭へ行き、親たちが作ったスケートリンクでスケートを楽しむと言うことができる季節でもありました。夜中は、ストーブをつけてもまだ寒くふとんをかぶって試験を勉強したり本を読んだりしたものでした。本を読むという習慣と言うか、ほぼ性癖に近い癖が出来、以来どこへいくのにも本を持ち歩き、「本の虫」と言われるようになったのもこの頃の修行の賜物です。夜遅くまで本をむさぼり読むために、次の日は寒いのと眠いのとが重複作用をして大学をサボったりもしました。学生時代だから出来たことです。社会へ出てからは明け方の3時頃まで飲み歩いても仕事へでかけました。

 ここで当時の北見の町を思い起こして少し、近郊の町から人が集まりお金を落としていく消費都市で、安く飲めるホルモン店がやたらに多く学生に住みやすい優しい都市だったように感じます。あれからすでに40年大学も学部の再編成を繰り返し大きく様変わりはしましたが、北見の町はいまでも学生に優しい町のままであろうと確信しています。

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<青森支部「樹氷会」だより>

青森支部長 八戸認(S57開発)

 今年もまた寒さがが一段と身に染みる季節がやってまいりましたが、北見工業大学並びに本学同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご健勝の事とお喜び申し上げます。

 さて、昨年3月26日の北海道新幹線「新青森・新函館北斗間」の開業から約1年半が経過しましたが、青森空港への中国天津の国際定期便の就航や、青森港への東北一のクルーズ客船の来航など、津軽海峡を挟んだ対岸の函館空港のインバウンドをもあわせ、ここ青函圏域内に新幹線を軸とした観光ルートが創出されることとなり、県内各地の観光地にインバウンド効果が波及するなど、北海道新幹線が、本県のにぎわい創出の重要なツールとなっております。

 同窓会会員の中にも、これを機にお越しいただいた方もいるのではないかと思います。まだお越しいただいていない同窓会会員の皆様も、これを機にご家族連れで、津軽の心の山「岩木山」、厳冬の「八甲田山」、新緑もみじの「十和田湖奥入瀬渓流」、世界遺産登録の「白神山地」、太宰治の生家「斜陽館」、縄文時代の国特別史跡の「三内丸山遺跡」など数々の観光名所がある青森に是非おいでください。(大歓迎いたします。)

 最後に今年の青森支部の活動報告ですが、10月に第27回の支部総会を行い、東北支部や函館支部よりご出席を頂き、和やかな雰囲気の中、無事総会を終えております。お忙しい中ご出席頂きました東北支部様、函館支部様にはこの場を借りてお礼申し上げます。また9月は仙台市で行われました東北支部の総会に、また、10月には、函館支部の総会にお招きを頂いております。

 当支部は、今年設立27周年を迎えることとなりました。30周年に向け、さらなる支部活動の活性化、会員相互の親睦を念頭に、また、東北支部、函館支部との交流を一層活発化し、一歩一歩着実に活動の輪を広げて行きたいと考えておりますので、皆様のご理解、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

 最後になりますが、北見工業大学並びに同窓会会員の皆様方の益々の御活躍と御健勝を心よりお祈り申し上げ、青森支部だよりといたします。

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<東北支部(銀河会)だより>

支部長 中野渡豊二(S50土木)

 梅雨の入りが例年より遅くなり、かつ、梅雨明けが不明のままという不順な天候が続く一方、急に朝夕の気温が下がり、日ごとに秋らしくなってきた今日この頃ですが、工大同窓生の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

 東北地域は、沿岸エリアを中心に東日本大震災に伴う復旧並びにインフラ整備も鋭意進行中でありますが、震災した地域への住民の戻りは思うように進んでいない等、6年余を経過しましたが本格復旧には程遠い状況です。また、世の中が働き方改革を唱える中、昨今の労働嗜好もあり、施工体制整備に必要な作業従事員の確保が難しい状況が続く中、沿岸から離れた内陸部では、建築部門等において震災前のような価格競争も始まっているという情報も洩れ聴こえています。「捩じり鉢巻」の状態という会員もおられます。

 東北支部の近況報告ですが、上述のような中で、支部としての活動は県別の一部会員による新年会の開催等はあるものの主は支部総会であり、9月2日に盛岡市内で第31回の支部総会を開催いたしました。盛岡市での開催は3回目となりますが、宮城県・山形県からの会員の参加の他、青森支部からの参加も頂き、総勢15名での開催となりました。総会においては、活動報告や幹事の増員を承認後、支部活動のメインである懇親会に移行し、久しぶりに顔を合わせる会員および新規に参加いただいた若い会員を交えた相互の親睦を図る機会として盛大な開催となりました。

 支部としては、何といっても総会への会員参加人数を増やすこと、60代中心の活動を若手会員の参加を募り継続できる体制とすること、参加がない福島県・秋田県の会員への働きかけを行うことが大きな課題となります。役員のみならず本総会に参加いただいた会員のご協力も頂きながら取組みを進めて参りたいと思います。

 北見工業大学同窓会会員の皆様のご健勝・ご活躍をお祈り申し上げます。また、東北にお出かけの際は遠慮なくお声掛け頂きたいと思います。

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<関東支部(オホーツク会)便り>

支部長 谷浩二(S53機械)

 金木犀の香りに包まれ、夏の暑さが和らいできたこの頃、工大同窓会の皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 近年、冒頭で自然災害の話題に触れる機会が増えたと感じていますが、今年も7月の九州北部豪雨を始め様々な自然災害が発生しました。被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 そのような自然の驚異を感じる一方で、当支部事務局の沖田(H20土木)が自然の素晴らしさを体感出来るイベントに参加しました。9月に開催されたオホーツク網走マラソンです。コースは網走刑務所を出発し能取岬を巡るアップダウンの激しいきついコースだったそうですが、道東の雄大な自然と柔らかな、9月の風の中で軽快に(?)走りきることが出来たそうです。

 レース後に、学生時代に幾度か訪れた網走の街中を散策したそうですが、社会人になって過ごし始めた東京の変わり続ける街並みとは反対に、良くも悪くも変わらない風景に懐かしさを感じ、心も身体も癒されたそうです。そして改めて良い環境で学生時代を過ごしたのだなと痛感したそうです。但し冬場の厳しい寒さが無ければなぁ だそうですが。

 関東支部の活動ですが、昨年も毎年恒例の関東支部同窓会「オホーツク会」を11月19日に銀座クラシックホールにて開催しました。高橋学長以下、64名の方々にご参加いただき、楽しい時間を過ごせました。

 近年の同窓会会場には入社1年目、2年目といった若い方々も多く見受けられ、話をする内に学生時代に戻ったかと錯覚するような新鮮な感情が湧き出ます。ぜひ、関東周辺にお住まいの皆様には、年に一度学生時代にタイムスリップ出来る「オホーツク会」に参加して頂けることを心よりお待ちしております。

 例年お伝えしている北見工大ロボコンチームの活躍状況ですが、今年は残念ながら本選での出場を逃してしまいました。真剣に取り組んできた学生の皆さまは悔しい思いをしていると思いますが、関東支部も応援団としての夏のイベントが無くなり寂しい思いをしました。また来年本選で、お揃いの“チームオニオン”のロゴ入りTシャツを着て応援出来ることを楽しみに。なお、オホーツク会会場受付で支援金を募ってますので奮ってご協力をお願いいたします。

 更に、第二回関東支部ゴルフコンペが6月10日東京都立川国際カントリー倶楽部にて開催されました。初夏の関東支部イベントとして定着しつつありますので、こちらの方も奮って御参加下さい。

 支部総会、ロボコン、ゴルフコンペに関する情報は、関東支部ホームページに掲載してありますのでぜひご覧ください。http://kitami-it-ohotsuku.on.coocan.jp/

 皆さまからの情報もお待ちしております。

 kitami-it_ohotsuku@hotmail.co.jpへお願いします。

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<中部支部だより2017>

中部支部 支部長 伊藤隆行(H2環境)

 つい先週まで、暑い夏と感じていましたが、今週に入り朝晩が涼しく秋めいてまいりました。同窓生の皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 この地方では、相変わらず名古屋駅の周りの開発が進んでおります。

 つい最近ですが、名駅の南にある「ささしまライブ」の街開きが行われました。グローバルゲートのオフィス、ショッピングモールを中心にホテルや大学などの施設があり新たな名古屋の名所が出来ております。

 また、リニア駅に向けて、名鉄などの駅ビルの開発計画が発表されるなどまだまだ進化しているところです。皆様も名古屋に行く際には、時間を作って見学されるのはいかがでしょうか。

 ところで、本題になりますが今年4月の中部支部の総会は15名の方に参加していただきました。この内に初参加が4名と参加が増え支部の皆さんに感謝しております。また、不参加の連絡も多く55名の方にお返事を頂いております。

 その中には、3名の方が亡くなられており、総会のはじめに黙とうさせていただきました。

 総会の中では、大学の近況や、お互いの学生時代のお話など和気藹々と楽しめた会となったと思います。また、新しい顔ぶれもあり次につながる総会になったのではないかと感じております。

 本年度から中部支部の会員数が400名以上把握できたことで昨年以上にお集まりいただいたこと、本部からのタックシールに感謝しております。現在、卒業生の把握はこのタックシールを使い連絡を取る以外手段がない状況です。次回の総会の案内をお受け取りになられたら連絡いただけると中部支部の同窓生の把握ができます。お返事お待ちしております。

 また、この総会の中で秋ごろにイベントを開催する計画を考えておりましたが、残念ながら開催できなくてすみません。来年こそは開催できるよう進めたいと考えております。

 また、来年の総会につながるよう今年もご参加の呼びかけをさせていただきます。

 「同窓生のみなさん!お近くの支部の総会にご参加ください!現在の大学の状況や仕事上の悩み相談同窓生ならではのつながりで理解できるところもあると思います。ぜひご参加ご協力ください!」

 最後に、このように毎年みなさんにご報告できる場面をいただきありがとうございます。これからも中部支部にご協力宜しくお願い致します。

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<関西支部(流氷会)だより>

副支部長 今里敬(S54工化)

 今年の夏は天候も地域によって大きな差があり(東日本は日照時間が少なく、西日本ではかなりの猛暑)、自然災害も例年以上に多かったように思います。まず、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りしたいと思います。

 近年、特に2008年のリーマンショック(あるいは2007年のサブプライムローン問題を含む金融危機)後に世界中で起きているたくさんの出来事が、偶然起こっていることなのか、必然に近いことなのか、という議論の中で、ニューノーマル(新常態)という考え方が提唱されてきました。約10年の年月が経過した現在、この間に起こったこと、その中には天候の変化や地政学的リスクの顕在化(イスラミックステートやロシア・ウクライナ問題、北朝鮮等)、自国主義の台頭(ブレグジット、トランプ政権の誕生、中国、ロシアという自国中心主義国家の台頭)等を含みますが、これらは、やはり不可逆的な元に戻らない変化であり、むしろこれが新しい「普通の状態」と考える方が解釈しやすいと感じます。気象庁の用いる「例年と比較して」という表現より、「今まで経験したことのない」という言葉が増えているのもその表れのような気がします。

 このような変化の中で、国という単位で考えた場合、平成29年の高齢社会白書によりますと我が国は、65歳以上の高齢者人口3459万人、高齢化率27.3%となったようです。今後、益々、高齢化問題の深刻な現状が浮き彫りにされていく中で、日本は本当に生き残ることが出来るのか、と心配になります。それ以上に自分の生活や将来に不安を感じている人も多いかも知れません。それは、我が国のことのみならず、同時にこれらの「ニューノーマル」の中で作られる新しい社会の形が模索されていく中で、会社などの多くの組織が如何に生き残って成長していくのか、を考えてみたとき、それはまさに今、私たちひとりひとりの置かれている位置とかなり似通っているのではないかと感じます。

 仕事や生活において、過酷な現実にさらされながらも生きていかねばならず、益々、私たちは疲弊し、心や体の健康が蝕まれていく事になるのではないかと不安を感じているのは私だけではないと思います。

 私たちの流氷会も高齢化する中で、関西地区にいる同窓生の癒しの場となることを願い、家族的な交流を中心とした活動を行ってきました。早いサイクルで価値観や環境が様々に変化していく状況だからこそ、基本スタンスを変えることなく、流氷会を通じた同窓生同士の交流が、家族的な温かさの中で、心身ともにリフレッシュできる癒しの場となることを願い、昨年と同じ活動を続けて行きますので、関西地区に暮らす会員の皆様は、多数参加頂くことで応援して下さい。よろしくお願いします。

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<九州支部(のっけうしのジンギス館)だより>

九州支部 支部長 永田嘉雄(S54開発)

 全国でご活躍の北見工業大学同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。

 まず、7月の九州北部豪雨にて、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。九州支部では福岡県で一人、大分県で一人の会員がおりますが、人的・物的な被災はありませんでした。福岡・大分のために何ができるか、九州支部でも議論しています。一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 さて、同窓会誌の支部だよりに寄せて、九州支部の近況を報告させていただきます。

 当九州支部は、平成18年に発足して同窓会の仲間入りをさせてもらっています。現在確認がとれている会員数は、年々、漸減しております。これは実際の減少というより個人情報保護法により名簿の取り扱いが難しくなったことに起因していると思っております。また、名簿登録している会員でも、同窓会に関心を持っている会員数はごくわずかであり、役員の平均年齢も毎年高齢化しております。

 九州支部は同窓会活動活性化のため、同窓生の参加率向上を目標にして、特色を生かした活動を展開していますが、なかなか参加率の向上につながらない状況が続いています。

 何年も疎遠にした人に一通の手紙や電話で呼びかけ、いくら誠意を尽くしたとはいえ、即、賛同し入会をしていただく方は少ないのが現状です。厳しい経営環境の会社の中で生存競争に揉まれ、やることが多く同窓会どころではないと云う声が聞こえるようです。

 このような中で、九州支部を創設し、スタートしたことが恥ずかしいような気持でもあり、大きな責任も感じているところです。今後は、一人でも多くの方が参加していただけるよう、同窓会運営の在り方や各支部の方々との連携、また組織の在り方について模索していきたいと考えております。

 最近の報道では政治、経済、環境など多くの難問が取り上げられています。しかし、暗い話題ばかりではなく、日本国民が待ち望んでいる2020年東京オリンピック開催まであと3年となり、日本に明るい目標が掲げられています。このような明るい未来を創っていくのは、技術立国日本を背負って立つ、北見工業大学の同窓生の皆様だと思っています。そのような時代において、大学の存在意義や在学生や卒業生の価値が問われることとなります。これまで培ってきた研究成果や、同窓生の方々の技術・経験・指導力は、今後の日本経済の復興に必ず寄与できるものと私は確信しております。

 本学の益々の発展と皆様方のご健康を祈念いたしまして「支部だより」とさせていただきます。

【支部役員名簿】

 支部理事支部長  永田 嘉雄(昭和54年開発卒)

 会     計  永田 嘉雄(昭和54年開発卒)

 監     事  白石 耕三(昭和51年機械卒)

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