支部だより – 2019 –


<北見支部> 北見支部活動について

支部事務局 田中裕基(H21化シス卒)

 寒冷の候、皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。

 北見支部事務局長の田中と申します。

 平成31年度(令和元年度)の主な支部活動についてお知らせいたします。

 2月には、北見支部総会を開催し、鈴木学長にもお越しいただき、およそ50名の同窓生が参加しました。

 新年度の支部総会についても、例年どおり2月に開催いたします。日時が近づいてまいりましたらご案内差し上げますので、多くの方のご参加をお待ちしております。(※連絡先等、変更になったという方がいらっしゃいましたら、支部事務局:田中までご連絡ください。)

 また、7月にはビールパーティー「夏を楽しむつどい」を開催し、同窓生、北見市民合わせて500人程が参加しました。今年は北海道胆振東部地震で被害を受けたむかわ町の竹中喜之町長をお招きしました。竹中町長も北見工業大学の同窓生ということもあり、北見支部から災害支援金をお渡しさせていただきました。いまだ被災により苦しい生活を送っていらっしゃる方の少しでも助けになれば幸いです。

 最後に、同窓会並びに各支部のご発展と、会員皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申しあげ、支部たよりとさせていただきます。

第33回夏を楽しむ集い

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<釧路支部「湿原会」>

支部長 佐々木匡(H元年開発卒)

 皆様いかがお過ごしでしょうか?今回、支部便りを担当させて頂くことになりました副支部長の佐々木(平成元年開発工学科卒)と申します。

 今年の釧路は、7月の日照不足で、このまま夏が来ないのではないか?と心配しておりましたが、8月には気温も若干上昇し、短い夏を実感することができました。

 このような気候を活かし、釧路市では避暑等を目的とした方々に一定期間過ごしていただく、長期滞在事業を推進しており、北海道体験移住「ちょっと暮らし」では、平成23年度から8年連続で全道第1位となっております。

 特に、昨年8月からは、釧路空港と関西国際空港を結ぶ道東初のLCC定期便が就航しており、関西方面とのアクセスも向上していますので、興味のある方は、是非、ご検討ください。

 さて、私から釧路支部の近況について、少し報告させていただきます。

 釧路支部では、昨年11月3日に出席者16名で総会を開催し、支部活動のほか本部総会の報告を行うと共に来賓として大学から川村 彰副学長様の出席を賜り、大学の近況について、お話を伺いました。その後の懇親会では自己紹介を兼ねた近況報告やビンゴゲーム、そして2次会、3次会と遅くまで旧交を温め、楽しいひと時を過ごしたところであります。

 また、近年、もう一つの定例行事として2月に麻雀大会を開催しております。こちらは残念ながら参加者が8名で、少数精鋭?の戦いとなりました。

 現在、当支部の会員数は約80名であり、ここ数年、横ばいの状況であります。総会出席者数も漸減傾向を示し、同窓会活動に関心を示さない会員が多くなったことも原因と推測していますが、将来的に支部の存続が困難な状況に陥るのではないかと危惧しております。

 自分が初めて参加した総会の自己紹介で、「平成元年卒業」と挨拶した際に、会場内の諸先輩から、「遂に平成卒の会員の加入か!」と、どよめきが起きていたことを今でも覚えています。あれから30年が経過し、時代も令和へと変わりましたが、これから、新しい世代の同窓生が増えることを願ってやみません。もちろん、転勤、転職などで釧路に異動された方におかれましても、是非、我が釧路支部(湿原会)への加入をお願い申し上げます。

 さて、最後になりましたが、釧路市からPRをさせていただきます。

 釧路市は、観光庁の「観光立国ショーケース」に選定されており、訪日外国人の誘客目標を掲げています。この目標達成のため、膨大な潜在的個人旅行客へのアプローチを目指し、YouTubeによる動画広告を展開しています。

 8K高画質のプロモーション動画は、昨年9月から公開となった夏バージョンが、830万回以上再生されています。また、今年8月から公開している冬バージョンにつきましても、既に再生回数が610万回を超えるなど、好評を博しております。

 是非、同窓会会員各位にもこの動画をご覧いただき、少しでも釧路市に関心を持っていただければ幸いに存じます。

 結びになりますが、同窓会並びに各支部のご発展と会員各位のご健勝とご活躍をお祈り申し上げ、釧路支部便りとさせていただきます。

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<旭川支部「のつけうし会」>

大波拓也(H22年土木開発卒)

 北見工業大学同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご活躍のこととお喜び申し上げます。

 平成30年は7月に梅雨前線豪雨によって旭川市内各所で道路の冠水や盛土崩壊、橋りょう護岸の損傷など大きな被害を受けました。旭川支部では、総会とビールパーティーを隔年で実施しており、夏にビールパーティーを開催する予定でしたが、事務局の旭川市役所が災害対応を優先したため中止になりました。

 近年の異常気象によって今年も開催が危ぶまれましたが幸いにも安定した天候が続き、8月24日に市内のホテルで2年ぶりとなる支部総会が無事開催され、この日を楽しみにしていた30名近くの方が出席されました。総会では、決算や事業報告のほか、大学の近況について説明があり、その後の質疑では繰越金の有効活用と会員の懇親をより深めるために新たな取り組みができないか提案が上がりました。事務局としても支部活動の活性化の重要性は認識しているため、次年度以降の実施に向けて前向きに検討するようです。その後の懇親会では、参加者が各テーブルを回りながら近況報告や思い出話で盛り上がり、大変盛況な会となりました。

 私は今回初めて支部の総会及び懇親会に参加しました。きっかけは、職場が事務局になっており、周囲の先輩方が参加するようでしたので、忖度をして出席しようと思ったからです。いざ参加してみると出席者の多数は10歳以上年齢が離れた世代で、同年代はほとんどいません。初めは交流を深められるか不安でしたが、先輩方が気さくに声をかけて頂き、業界の実情など本音を教えてもらい大変有意義な時間を過ごせたと感じました。

災害に強いまちづくりには工学の力が必要とされており、それぞれの地域の各分野で活躍されている同窓生とのつながりを持てる支部活動は今後ますます重要になっていくと思います。大学に最も近い旭川支部は、管内に同窓生は一定程度いるようです。しばらく参加していない方や参加したことがない方は、気軽に足を運んで頂き、普段交流する機会が少ない分野の同窓生との交流を深めて頂きたいと思います。もしかしたら、将来一緒に仕事をする機会があるかもしれません。案内が来ていない方や詳細を知りたい方は、同窓会ホームページお問い合わせフォームまでご連絡をお願いします。

 また、令和2年度は旭川市開村130年を迎える節目の年です。初夏は音楽大行進、夏は旭川夏祭り、秋は食べマルシェ、冬は旭川冬祭りなど、一年を通して様々なイベントも行われます。空港、高速道路、鉄道が整備され、アクセスのしやすさから周遊観光の拠点になっており、平成30年度は年間527万人の観光客が訪れました。NHKの人気番組「ブラタモリ」でタモリさんが散策した神居古潭やゴールデンカムイで話題になった北鎮記念館など、自然と文化が融合した名所がありますので、動物園だけではない旭川の魅力を体感するために、ぜひ観光でもお越し頂ければ幸いです。

 最後になりますが、北見工業大学の一層の発展と同窓会会員の皆様方の更なるご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げ、旭川支部だよりとさせて頂きます。

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<帯広支部>

代表幹事 大宮竜一(S62年開発卒)

 北見工業大学同窓会の皆様並びに教職員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

 私事ごとではございますが、最近は仕事(ほ場整備の設計)の関係で北見市に来る機会が増え、久しぶりに訪れた北見市街地の変わり様に大変驚いているところです。私の記憶に残っている15年程前の市街地イメージと異なるため、かつて居住していた所とはいえ、カーナビが無いと目的地へのルートに迷ってしまうことが多々ありました(単純な老化かもしれませんが・・・)。仕事中のため北見工業大学付近まで足を運ぶことはさすがに出来ないですが、今度時間を見つけて工大周辺を散策してみたいと思います。

 さて、同窓会帯広支部で恒例行事として行っている「帯広支部定期総会」と「花壇整備」についてご報告させていただきます。まず、第39回となる「帯広支部定期総会」は、今年2月22日(金)に同窓会員26名の参加者のもと盛大に開催されました。平成30年度の経過報告・会計報告・監査報告等を粛々と行い、次年度の役員も新任で2名程改選することになりましたが、引き続き葛西支部長(S62開発卒)を筆頭に平成30年度役員体制の再任ということで了承を頂きました。同窓会帯広支部の皆様、引き続きよろしくお願いします。次回は定期総会も第40回目と記念すべき?総会となりますので、代表幹事として帯広支部の皆様に奮ってご参加いただきたく思っております。

もうひとつの行事である「花壇整備」は、7月21日(日)に同窓会員・ご家族40名の参加者のもと、帯広市中央公園(帯広市西3〜4条南6〜7丁目)にて開催されました。前年度まで中央公園の改修工事のため花壇整備が実施できず、この時期には代替イベントを企画し交流を深めてきました。今年は改修工事も完了し、中央公園には新たに親水施設(噴水・ライトアップ付)や水洗トイレ、パーゴラ、ベンチ等が整備され、花壇も真新しく再整備されました。その真新しい花壇にマリーゴールド96株と日日草48株を植えさせていただきました。

 花壇整備の後は、焼肉食事会を開催し同窓会員及びご家族との交流を深めました。なお、帯広市中央公園周辺は、現在再開発が進められており、年々変わっていく風景で花壇整備が行われるのを来年度以降も楽しみにしております。

 最後になりますが、北見工業大学ならびに同窓会会員の皆様方の益々の御活躍と御健康を心よりお祈り申し上げ、同窓会帯広支部だよりとさせて頂きます。

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<札幌支部「石北会」>

支部長 安達理(S49開発)

 札幌支部「石北会」の活動につきましては、昨年と同様に広告欄に掲載いたしました。

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<苫小牧・室蘭支部「野付牛会」>

支部長 大野隆嗣(S56年機械卒)

 全国の北見工業大学同窓生の皆様におかれましては、益々ご活躍のこととお喜び申し上げます。昨年9月6日未明に発生した「北海道胆振東部地震」により特に厚真町、むかわ町、安平町では甚大な被害を受けました。現在各地域では懸命に復旧・復興作業が続けられています。この度6月に行われた第42回北見工業大学同窓会総会で、むかわ町竹中喜之町長(昭和51年開発卒)から同窓会の皆様へ向けたメッセージを読ませていただく機会を頂き、むかわ町の復旧、復興に対する竹中町長の想いを伝えることができましたこと、また皆様からの暖かいご支援やお心遣いに対し、心から感謝いたします。ありがとうございました。

 苫小牧・室蘭支部では4月27日(土)に恒例の野付牛会を開催し26才から78才までの17名の方に参加頂きました。参加者の平均年齢は54才と昨年より少々若返ったようですが、もっと多くの会員の方々に参加して貰えるよう、これからも地道に活動していきたいと思っております。

 支部総会のあとの懇親会では、例年通り各人より近況報告を頂きました。現役の方からはそれぞれの領域で頑張っているお話があり、定年退職後の方からは第二の人生を謳歌されておられるお話しだったり、学生時代の思い出話等があり、大学に通っていた頃を思い出す楽しいひと時となりました。また余興では、恒例の空クジなしのビンゴゲーム大会が行われ、事務局の方々が用意した暖かさ溢れる景品を頂き盛会のうち終了いたしました。

 さて、今年の苫小牧ですが、苫小牧と白老から「紙のまち」 の魅力を発信してきた紙フェスティバル(通称紙フェス)が第32回の今年で幕を下ろします。この紙フェスは紙産業の街で子供が紙と触れ合う場を作りたいという発案で、苫小牧と白老の製紙工場の協力を得て苫小牧と白老で毎年開催され多くの子ども達が参加してきました。参加者の意欲も高く、来場者数も最近は増え続けていたようですが、日本製紙北海道工場勇払事業所(苫小牧)の洋紙生産からの撤退や、製紙業の環境変化などが背景にあり今回が最終回となります。長い間子供たちに支えられながら続いてきた催しだけに、非常に残念に思います。

 昨年の支部だよりでも紹介した、むかわ町むかわ竜の話題ですが、地震の被害もなく7月13日から10月14日まで、国立科学博物館で、全身実物化石と全身復元骨格が展示されました。町外で初めての展示のようです。

 今年の野付牛会ですが、昨年に続き、室蘭支部からも参加して頂きました。まだ参加されていない方、是非気軽に参加して頂き、北見の思い出話や卒業後のお仕事、近況等をお聞かせください。野付牛会の諸先輩方は仕事のジャンルも多岐に渡っており、当然スペシャリストですから興味深い話や勉強になる話など話題が豊富で、充実した時間を共有できます。また、同窓生の消息情報等がありましたら御一報頂きますようお願いいたします。

 最後になりますが、北見工業大学の更なる発展と同窓生 の皆様の今後益々のご活躍とご健勝を祈念しまして、支部だよりとさせていただきます。

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<函館支部『五稜会』定例総会報告>

副支部長 佐藤隆雄(S57年土木工)

 函館支部『五稜会』は、数年前まで総会を開催することができず休眠状態でしたが、同窓会本部からの強力なバックアップもあり、平成28年に支部の活動が再起され、今日に至っております。

 以降、毎年10月に定例総会を開催し、最近はかつてのような盛り上がりも見られ、懐かしい諸先輩の方々と楽しいひとときを過ごさせていただいております。

 令和元年度の総会は、紅葉真っ盛りの10月26日、函館市内のホテルを会場に、ご来賓として大学理事の川村副学長及び毎年交流を続けている青森支部の沢田様をお迎えし、会員を含め15名のご出席のもと盛会裏に開催されました。

川村副学長から大学の近況報告

 総会前に川村副学長から事前にご用意いただいた資料により、「本学の近況について」報告があり、ソーラーやメタンハイドレードなどの環境・エネルギー研究、鈴木学長のスキー靴やカーリングなどの冬季スポーツの研究などの北見工大ならではの各種研究、加えて、地域と歩む防災研究センターの開所、管内漁業協同組合長会との包括連携協定、小樽商大・帯畜大との三大学経営統合などの最近の状況についてご説明いただき、出席者一同熱心に聞き入っておりました。また、川村副学長は、以前函館工専でも勤務されていたこともあって、個人的には函館とは深い縁があり函館市内の情景を懐かしく思い出したとのことでした。

 終わりには、「大学を取り巻く環境が著しく変化する中で、北見工大は地域に根差した大学を目指していくので同窓生の皆様と共にますます頑張っていきたい。」とのご挨拶がありました。

懇親会は和やかに、2次・3次会は時を忘れ

 総会後の懇親会では、出席会員それぞれから近況報告や学生時代の思い出が語られ、70才後半の短大時代の会員からは、当時の学長宅で時々ご飯をご馳走になったことなど懐かしい思い出を大切にされ現在も元気で頑張っておられる様子や、数年前に卒業された若い会員からは、同世代の会員の発掘や支部活動にも協力していただけるとのことで大変うれしい限りです。

 引き続き2次会には10名が参加し積もる話に花が咲き、3次会では8名が酔うほどに歌うほどに時間を忘れとうとう日付が変更するまで交流を深め合い、来年もまた元気でお会いすることをお約束しお別れいたしました。

 函館支部の同窓生名簿には、本部のご協力を得て現在55名を登録しておりますが、今回の総会案内の返信ハガキには、欠席者から「初めて案内があった」、「来年は是非出席したい」などのメッセージもあり、役員一同ますます組織拡大を図ってまいりたいと考えておりますので今後ともよろしくお願いいたします。

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<青森支部「樹氷会」>

支部長 八戸認(S57開発)

 今年もまた寒さが一段と身に染みる季節がやってまいりましたが、北見工業大学並びに本学同窓会会員の皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

 まず、青森の近況となりますが、北海道新幹線「新青森・新函館北斗間」の開業から約3年半が経過し、今年4月からは青函トンネル内のスピードアップが実施されるなど、本県と北海道の時間距離はますます近くなっております。また、青森空港の国際定期便により、ここ青函圏域内に新幹線のみならず、青函航路である旅客船も軸とした観光ルートが創出されることとなり、ここ青森県は特にインバウンド伸び率が高い地域として、賑わいを呈しております。

 同窓会会員の中にも、これを機にお越しいただいた方もいるのではないかと思います。まだお越しいただいていない同窓会会員の皆様も、これを機にご家族連れで、津軽の心の山「岩木山」、厳冬の「八甲田山」、新緑もみじの「十和田湖奥入瀬渓流」、世界遺産登録の「白神山地」、太宰治の生家「斜陽館」、縄文時代の国特別史跡の「三内丸山遺跡」など数々の観光名所がある青森に是非おいでください。(大歓迎いたします。)

 今年の青森支部の活動報告ですが、10月に第29回の支部総会を行い、東北支部や函館支部よりご出席を頂き、和やかな雰囲気の中、無事総会を終えております。お忙しい中ご出席頂きました東北支部様、函館支部様にはこの場を借りてお礼申し上げます。また9月には仙台市で行われました東北支部の総会に、10月には、函館支部の総会にお招きを頂いております。

 当支部は、オリンピックイヤーである来年2020年に東北支部から独立してから30年という節目を迎えることとなります。来年に向け、10月の支部総会では、出席していただいた支部会員の皆様と「30周年にできること」について意見交換をいたしました。この機会を捉え、さらなる支部活動の活性化、会員相互の親睦を念頭に、また、東北支部、函館支部との交流をより一層活発化し、一歩一歩着実に活動の輪を広げて行きたいと考えておりますので、皆様のご理解、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

 最後になりますが、北見工業大学並びに同窓会会員の皆様方の益々の御活躍と御健勝を心よりお祈り申し上げ、青森支部だよりといたします。

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<東北支部(銀河会)>

幹事 藤原庄一郎(S53年土木卒)

 平成29年度に盛岡市で開催した支部総会から東北支部の幹事に加えていただきましたので、同窓会会員の皆様におかれましては、これからもよろしくお願いいたします。

 支部活動については就職した昭和53年当時、岩手県の在住者が数人で同じ職場の菊地良治先輩の誘いで県内の懇親会に参加した以降、事務局の松下興一先輩からお誘いの話があるものの仕事が忙しいことを言い訳にほとんど不参加でした。

 平成23年3月11日に勤務先の宮古市で東日本大震災に遭遇し、被災直後から北海道や関東の同級生からの安否確認メールや東北支部としての被災同窓生への弔慰金や見舞金などの支援活動から同窓会の意義について再認識することとなりました。

 私が北見工大を卒業して40年を経過して、岩手県から100名を越える卒業生がいることを聞き、宮城県在住で事務局の工藤浩一氏から返信葉書が少なく、ほとんどの同窓生の動向が把握できていないとの現状を聞きました。

 現役時代には同窓会活動に積極的でなかったのですが、卒業後40年を過ぎても震災時に頂いた心遣いのメールで、当時担当していた沿岸地域の復旧・復興への取組に励みとなったことから、これからは同窓会ネットワークが成長していくことに取り組みたいと思いました。

 事務局の工藤氏のおかげで、東北支部(銀河会)のホームページが2019年3月にリニューアルされ、支部活動の状況を自由に閲覧できるようになりましたので、多くの同窓生が興味を持ってもらえるような情報を提供して行きたいと思います。(https://kitginga.jimdo.com/)

 第33回支部総会を9月7日に仙台市内の「露庵うめ治」で開催しますので多くの会員が参加してくれることを期待するとともに、従来からの課題である若手の参加がしやすい環境についても考えていかなければと思っています。

 最後に、東日本大震災から8年が経過した岩手県の復旧状況を地方紙から転載したデータで、震災時の同窓会の支援の御礼と復旧・復興の報告にいたします。

「東日本大震災8年後 被災地の今」:達成/計画「詳細説明」

  • 住宅再建区画数:完成6,668区画(98%)/7,479区画
  • 災害公営住宅:完成5,583戸(95%)/5,854戸
  • 仮設住宅入居者数:2,827人(6.5%)/43,738人
  • 沿岸部人口:237,581人(87%)/272,937人「減少した人口35,356人」
  • 沿岸部被害:死者4,673人、不明者1,109人「被害者合計5,782人」
  • 防潮堤・水門:完成75箇所(56%)/134箇所

 (出典:岩手日報平成31年3月8日)

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<関東支部(オホーツク会)>

支部長 谷浩二(S53機械)

 北見工業大学同窓生の皆様におかれましては、益々ご活躍のこととお喜び申し上げます。

 今年は5月に元号が『平成』から『令和』に変わり、ゴールデンウィークが最長9連休という真に“ゴールデン”な日程となるなど、全国的に祝賀ムードの中での新年度のスタートとなりました。

 一方で今年も自然が猛威をふるい、各地で熱中症や、強風、豪雨による甚大な被害をもたらす災害が続いており、地球温暖化への危惧が益々高まっていることを認めざるを得ません。不幸にも被害に遭われた方々には、心より御見舞い申し上げます。

 いよいよ来年に迫った東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた準備が最終段階を迎え、東京近郊は、大型の客船ターミナルの整備やタワーマンションの建設、様々な競技施設の建設・整備が急ピッチで進み、昼夜問わず工事車両が往来しラストスパートの様相を見せています。新国立競技場のデザインを発端に、各種競技施設の新設要否や場所の問題が紙面を賑わせていましたが、最近は猛暑への対策として競技開始時間見直しや、チケット販売、ボランティアや聖火リレー参加者募集など運用面の話題が報じられるようになり大会が迫っていることを実感します。また様々な競技で若手選手の台頭も目立ち、本番での活躍が期待出来そうで今から楽しみです。昨年9月に築地から移転した豊洲市場も、ここ最近はニュースでお目にかかる機会も無く、何事も無かったかのように営業しております。

 さて関東支部の活動報告ですが、恒例の支部総会「オホーツク会」を昨年11月17日に銀座クラシックホールにて執り行いました。大学からは鈴木学長をはじめ、山田副学長、榮坂副学長、渡邊副学長、常本元学長にお越し頂き、同窓会本部からは鳥越会長に御出席頂きました。出席者数は目標の100名には達しませんでしたが、一昨年の69名を越える総勢76名での盛会となりました。今回初めて出席頂いた12名の方を含め出席して頂いた皆様には、今後も末永くリピーターとして参加頂ければ幸甚です。

 出席しようか迷っている方は、ぜひ勇気を出して出席してください。同窓生という繋がりで大先輩と直ぐに打ち解けられ、仕事面の様々な情報、深い話を聞くことが出来て人生勉強になることが多いです。実際に初めて出席頂いた方から「出席して良かった、次回も参加したい」という声を頂いています。

 今年は11月16日に開催致しますので、卒業して間もない方、暫くぶりの方、最近関東に赴任された方も出席を検討ください。関連情報は関東支部のホームページに掲載していますので御覧ください。

 また皆様の情報や関東支部への御意見、御要望がございましたら遠慮なくメールなどで連絡ください。

 事務局一同お待ちしております。

ホームページURL http://kitami-it-ohotsuku.on.coocan.jp/

Eメールアドレス kitami-it_ohotsuku@hotmail.co.jp

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<中部支部>

支部長 伊藤隆行(H2年環境卒)

 北見工業大学同窓生のみなさんいかがお過ごしでしょうか。

 今年も昨年と同じく異常に暑い日が続いております。また、今夏の西日本を襲った豪雨、千葉県を中心に甚大な被害をもたらした台風15号など、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

 中部支部では、昨年11月に鈴木学長・鳥越同窓会長・富田北見支部長お招きして臨時総会を関西支部にご協力いただいて開催いたしました。総会では、学長から北見工業大学の近況のご報告があり学内の動きなどをお聞かせいただきました。集まった同窓生は現在の大学の近況を学長から説明されて学校周辺の状況や学校の体制の変わっているところなど驚くことばかりでした。心配しておりました小樽商科大学、帯広畜産大学の統合で北見工業大学の名前がなくなるのではないか…と考えておりましたが心配ないようで安心しております。年齢に関係なく大学の懐かしい思い出など多岐にわたりお話しでき楽しい会となりましたこと出席された皆さんに感謝申し上げます。

 そこで、今年も臨時総会の開催を計画しており、昨年と同じ11月に開催できるように準備を進めております。

 今までは、総会を含めて全て名古屋駅周辺で開催しておりました。そこで、今年からは、臨時総会として遠方の皆さんが参加しやすい場所で開催する方針で進めたいと考えております。その第一弾として、愛知県内で恐縮ですが、静岡の方にも参加していただけるように豊橋市で開催させていただきます。

 来年の支部だよりではその開催の様子などお伝えできればと考えております。

 

 ところで、中部の近況ですが、最近の話題も名古屋駅周辺と名古屋城ですね。名古屋駅では、笹島までの歩行ルートを地下にするか地上を通り安くするか現在地下ルートで決まりそうな感じです。また、名古屋城の木造建て替えは石垣の問題があって停滞しているようです。我らの生活には全く関係ないところではありますが。名古屋の近況のご報告です。

 さて本題ですが、中部支部では、毎年4月の3週目に総会を開催しております。今年は、参加者14名の方にお集まりいただきました。同窓生は、400名を超えておりますが、3.5%くらいの比率と思います。今年の目標は、せめて20名の参加を目標にしておりみなさんのご参加をお待ちしております。

 何分広範囲で現在愛知、岐阜、三重、静岡の4県ですが、遠方からお越しいただくことになる方もいらっしゃいます。できれば各県で臨時総会の開催も検討しておりますので、数年で1回でもご参加の機会を作っていただいてご参加ください。

 その中で、現在の北見の様子や学校のこと、お互いの近況などをお話しさせていただきたいと考えております。

 毎年同じことを申し上げますが、この紙面だけでの呼びかけとなりますが、本誌を読まれた中部支部の同窓生の皆さん。是非一度総会にご出席ください。その際には、当支部事務局までご連絡ください。

 現在、当支部では、役員を若手を増員して活性化を進めております。新たに卒業された皆さんにもご参加していただいて交流しやすいよう勧めております。

 中部支部の愛知、岐阜、三重、静岡にお住いの会員のみなさんへ

 いつでもお待ちしております。同窓会のご参加とご協力をお願いいたします。

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<関西支部「流氷会」>

関西支部支部長 鳥越廣美(S56年開発卒)

 北見工業大学同窓生の皆さん、元気にお過ごしのことと思います。関西支部の鳥越です。

 今年は、米中貿易戦争のニュースに始まり、北朝鮮の国連制裁処置に伴う非核化問題に続きました。この問題は、米朝首脳会談にて一時収束に向かうように見えましたが、北朝鮮による弾道ミサイル発射⇒米朝会談⇒再度数回にわたる弾道ミサイルの発射を繰り返し先が見えません。さらに対韓国に対しては、韓国側の元徴用工訴訟で日本企業に賠償判決があり、日本側から半導体素材等の対韓輸出規制強化があります。このように、日本を取り巻く国際情勢は混とんとしております。

 国内においては、いつになく梅雨入りが遅れ、さらには梅雨明けが異常なまでに遅延しました。この中で、毎年のように線状降水帯が各地で発生し、豪雨災害が全国で発生しております。ようやく夏に入れば、異常なまでの猛暑・酷暑にて、全国で熱中症のニュースが毎日のように聞こえてきます。さらには、8月下旬からの全国各地の異常な降雨等、自然の脅威にも晒されております。

 このような国際情勢・自然現象に揉まれながら、この10月より消費税が8%⇒10%に引き上げられます。本当に混とんとした状況の中で我々は、生活を強いられております。

 このような中にあって、会員の皆さんに於かれては、健康に留意してお過ごしでしょうか?何事にも最優先にすべきは「健康第一」です。我々関西支部は、一昨年は高橋学長を関西にお招きし、昨年は鈴木学長を中部支部(名古屋)にお招きし、関西支部と隣接する中部支部・九州支部と共同の活動を行ってきました。

 本年は、久しぶりに関西支部内で支部の家族との交流を中心としたレクレーションを行いました。会員の家族と共に集まった行事です。添付写真にもありますが、今後とも、このような「家族ぐるみのレクレーション」を継続していきます。ただ、活動の中心となる会員の高齢化が著しいので、30~50代の若手の参加を待ち望んでいます。

 私たちは時に日々の業務に疲れ、愚痴をこぼしたいこともあると思いますが、家庭や仕事場では中々難しいものです。同窓会を利用し、同業・異業種他社の経験豊富な諸先輩に話してみましょう!話の中で何か自分に得るものがあります。そして、この活動を通し、支部代表として本部総会に参加し、皆さんの第二の故郷「北見」を訪問して下さい。青春時代の心を思い出してみることも人生を豊かにするひとつと思います。

 関西支部も、ホームページで活動を発信しています。北見工業大学HPから、同窓会HPを開き、関西支部HPを覗いてみて下さい。これを窓口として、皆さんの連絡(E-mailや電話等)をお待ちしています。皆さんも是非この中の一員となって、コミュニケーションの輪を広げ、楽しい同窓会を一緒に築きましょう。

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<九州支部「のっけうしのジンギス館」>

支部長 永田嘉雄(S54開発卒)

 全国でご活躍の北見工業大学同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。九州支部の永田と申します。

 まず、2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震にて、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い復興をお祈り申し上げます。

 さて、同窓会誌の支部だよりに寄せて、九州支部の近況を報告させていただきます。

 当九州支部は、平成18年に発足して同窓会の仲間入りをさせてもらっています。振り返ってみますと、始まりは常本元学長の九州出張からでした。実は当時、九州には元同窓会会長の吉村氏が大分県に赴任しておられ、学長の出張に合わせて歓迎会をしましょうとの呼びかけがあったのです。この時は極少人数の集まりでしたが、元学長と元会長の同窓会にかける熱い思いをしっかり聞かせて頂くことが出来ました。現在確認がとれている会員数は、年々、漸減しておりますが、これは実際の減少というより個人情報保護法により名簿の取り扱いが難しくなったことに起因していると思っております。また、名簿登録している会員でも、同窓会に関心を持っている会員数はごくわずかであり、役員の平均年齢も毎年高齢化しております。

 そんな中、九州支部は同窓会活動活性化のため、同窓生の参加率向上を目標にして、特色を生かした活動を展開していますが、なかなか参加率の向上につながらない状況が続いています。

 何年も疎遠にした人に一通の手紙や電話で呼びかけ、いくら誠意を尽くしたとはいえ、即、賛同し入会をしていただく方は少ないのが現状です。厳しい経営環境の会社の中で生存競争に揉まれ、やることが多く同窓会どころではないと云う声が聞こえるようです。

 このような中で、九州支部を創設し、スタートしたことが恥ずかしいような気持でもあり、大きな責任も感じているところです。今後は、一人でも多くの方が参加していただけるよう、同窓会運営の在り方や各支部の方々との連携、また組織の在り方について模索していきたいと考えております。

 最近の報道では政治、経済、環境など多くの難問が取り上げられています。しかし、暗い話題ばかりではなく、日本国民が待ち望んでいる2020年東京オリンピック開催まであとわずかとなり、日本に明るい目標が掲げられています。このような明るい未来を創っていくのは、技術立国日本を背負って立つ、北見工業大学の同窓生の皆様だと思っています。そのような時代において、大学の存在意義や在学生や卒業生の価値が問われることとなります。これまで培ってきた研究成果や、同窓生の方々の技術・経験・指導力は、今後の日本経済の復興に必ず寄与できるものと私は確信しております。

 本学の益々の発展と皆様方のご支援、ご健康を心より祈念いたしまして「支部だより」とさせていただきます。

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