支部だより – 2018 –


<北見支部> 北見支部活動について

北見支部事務局 田中裕基(H21化シス)

 初冬の候、北見工業大学同窓生の皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。

 北見支部事務局長の田中(平成21年化学システム工学科卒)と申します。

 早速ですが、北見市の近況と平成30年度の支部活動報告をさせていただきます。

 最近の北見市関連のニュースとして、まだ記憶に残っている方もいらっしゃるかと思いますが、今年の2月に開催された平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックでカーリングチーム「ロコ・ソラーレ北見」が銅メダルを獲得するという活躍を見せ、ロコ・ソラーレフィーバーとなりました。

 休憩中(通称:もぐもぐタイム)に選手たちが口にしていたお菓子「赤いサイロ」も有名になり、販売している清月さんでは、「赤いサイロ」を買い求めにやってきたお客さんが開店前に行列を作っている光景をいまだに見ることができます。

 続いて平成30年の北見支部の活動報告ですが、2月には、29年度の北見支部総会を北見ピアソンホテル内の瀋陽飯店で開催し、鈴木新学長、山田副学長にお越しいただき、およそ50名の同窓生が参加しました。

 総会には、昨年の秋に教育・研究の分野において多大なるご功績を残されたことから「瑞宝中綬章」を叙勲された常本先生(北見工業大学名誉教授)にもお越しいただき、楽しく交流させていただきました。

 新年度の支部総会についても、例年どおり2月に開催いたします。日時が近づいてまいりましたらご案内差し上げますので、多くの方のご参加をお待ちしております。(※連絡先等、変更になったという方がいらっしゃいましたら、支部事務局:田中までご連絡ください。)

 4月には、入学式に参加した新入生に対して、お祝いとして紅白餅を配り、またデモンストレーションとして、北見支部の役員が石臼を使った餅つきを披露し、同窓会活動のPRも行いました。

 7月には、支部の一大イベントでもありますビールパーティー「夏を楽しむつどい」を行い、同窓生、北見市民合わせて500人程が参加しました。

 同窓生の皆様が勤務している企業に協賛していただいた甲斐もあり、景品抽選会では、大きな盛り上がりを見せ、成功裡に終えることができました。

 また大学に所属している外国人留学生に協力してもらい、「涙そうそう」、「知床旅情」など歌と音楽を披露していただき、ビールパーティー会場を盛り上げるのに一役買ってもらいました。

 そして、ビールパーティーで得られた収益金は、福祉事業と学生活動の支援に役立てていただこうと、日本赤十字北見地区とKITげんき会へそれぞれ寄附を行いました。

 母校のお膝元の支部として地域に根ざした大学をPRできるよう、また設立60周年に向けて精力的に活動していきたいと思います。

 最後になりますが、同窓会並びに各支部のご発展と、会員皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申しあげ、支部たよりとさせていただきます。

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<釧路支部『湿原会』たより>

支部長 直江准司(S56土木)

 北見工業大学同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご活躍のこととお喜び申し上げます。

 私は昭和56年に土木工学科を卒業しております。近況についてお話させていただきます。釧路市内の建設会社に勤務して11年目になりました。釧路支部長の役職に就いて3年目を向かえました。

 釧路支部の現在の活動状況としましては、執行部の後継者の目途が立たないままの状態ではありますが、毎年2つの行事は欠かさず行っております。

 まず、釧路支部総会(湿原会)の開催です。昨年の10月29日(土)、社会環境工学科の早川教授をご来賓にお迎えし、支部会員19名の出席者とともに盛会なものとなりました。早川教授には、北見工業大学の近況をご講演いただき、その後の懇親会に於いても、久しぶりに会う同窓生との旧交を温めることが出来ました。

 また、もう一つの行事であります麻雀大会を今年の2月24日(土)に実施し、その後の懇親会でも大いに盛り上がりました。

 さて、私は釧路支部長に就いたと同じくして、北見工業大学同窓会の副会長ということで同窓会のお手伝いをさせて頂いております。丁度私が副会長に就いた頃から同窓会の財務状況改善を急ぐ声が上がり始めておりました。執行部では、財務状況を分析して当面の対応として、平成30年度には普通財産が枯渇してしまうことから平成30年に基本財産から400万円を繰入れ、3年間の活動資金と致しました。

 その一方でワーキンググループが中心となり、3年間で財務状況の健全化案を検討し、平成32年度からの実施を目指すことで、今年6月の総会で承認されたところです。各支部でも話題になっているとは思いますが、今、同窓会本部でも大きな課題になっておりますのが、同窓会活動の活性化と財政問題です。

 この問題に関しましては、皆さまの忌憚のないご意見や建設的なご提案をいただくことが大きな力となることと思います。

 最後に、北見工業大学の益々の発展と同窓生の皆様のご健勝をご祈念申し上げまして、釧路支部『湿原会』からのご挨拶とさせて頂きます。

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<旭川支部(のつけうし会)だより>

旭川支部長 斉藤郁生(S56開発)

 北見工業大学同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご活躍のこととお喜び申し上げます。

 来年3月退職する私にとりまして、今年は、最後の1年となる中、「川のまち旭川」に対する思いを振り返らせ、また、これからを考えさせられてもおります。

 良い思い出としては、「都心ルネッサンス」の標榜のもと、旭川駅周辺地区で四半世紀をかけた「北彩都あさひかわ整備事業」が完了し、“都心のオアシス”として駅の南側を流れる一級河川忠別川の自然を活かしたまちづくりが出来たことで、現在、河川空間と一体となった「あさひかわ北彩都ガーデン」は、市民はもとより観光・仕事で訪れる人々にとって安らぎの空間となって大変親しまれております。事業に携わった者としての冥利に尽きます。

 一方で、今後を心配することは、異常気象による河川の氾濫で、今年7月3日の温帯低気圧(台風7号)と梅雨前線(今年ついに、“えぞ梅雨”ではなく“梅雨前線”と報道されていた)による大雨では、平成28年8月の連続台風による被害よりも被災範囲が大きく拡大したことです。「川のまち旭川」では、石狩川水系緑地として河川の高水敷にたくさんの公園や運動施設をこれまで整備してきましたが、一昨年に被災した野球場やパークゴルフ場などの災害復旧を昨年秋に終了したばかりの同じ場所で、今年もまた被災してしまいました。

 一昨年の被災箇所の内、少年野球の大会会場として長年利用されてきた野球場は、過去の数回にわたる被災経緯と3年連続での大規模な被災状況を熟考し、やむなく廃止する決断をし、河川敷地でなく、市街地に代替施設を急遽整備することにしました。

 今年の災害を受けて、今後、河川敷地内の運動施設等についても、その是非が広く議論されていくと思っております。「ありがたいのも川、されど、やっかいなのも川」であります。

 さて、旭川支部の近況でありますが、当支部では総会とビールパーティーを隔年で開催しておりますが、今年のビールパーティーは、事務局の一員である旭川市役所(私を含めて)が大雨災害対応のため忙しいこともあり、9月1日(防災の日)現在、まだ開催しておりませんが、一段落ついたころで“秋 Or 冬のビールパーティー”でも開催しようと思っております。

 近年、個人情報の取り扱いが益々厳しくなり、会員の把握もなかなかしにくくなってきておりますが、多くの会員の当支部への加入と催事への参加推進に努めていきたいと考えております。

 また、市役所の会員の中からは、毎年退職者が出ておりましたが、私の退職後は、5年後まで退職者はなく、一方で、今般、人材確保が難しい中、ここ数年は毎年、北見工大卒業生が採用になっており、辛うじて会員の確保が保たれており“ホッ”としております。

 最後に、北見工業大学及び同窓会会員の皆様方の更なるご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げ、旭川支部・のつけうし会の報告とさせていただきます。

旭川駅南側にある忠別川と一体となった北彩都ガーデン

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<帯広支部>

帯広支部会計 山川雅臣(H6環境卒)

 北見工業大学同窓会の皆様、教職員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

 今年は、近畿や四国を中心に大規模な豪雨被害が生じ、統計のある1951年以降で初めて台風が5日間連続で発生するなど、ここ数年と同様に異常気象が見られ、これからの気候が心配になってしまう日々が続いております。

 さて、帯広支部では、例年、全体行事として「帯広支部総会」と「花壇整備」を行っております。全体行事のメインである帯広総会支部は、今年2月23日に35名の参加のもと居酒屋で盛大に開催しました。今回の総会では、3年ごとに行われる役員改選が行われ、私も若輩者ながら会計として役員に選ばれました。葛西支部長(S62開発卒)をはじめ多くのものが新たな役職にチャレンジし、新体制で支部運営をすることになりました。どうぞよろしくお願い致します。

 もうひとつの行事である「花壇整備」は、帯広市の中心部にある中央公園で、花壇の草取りをし、花を植えて、水をまき、いい汗をかいたところで焼肉書食事会を開催するのが恒例です。しかし、ここ数年は、中央公園の改修工事が行われており、実施できないシーズンが続いております。前回は、花壇整備に代わり“キックベースボール”を行って交流を深め、焼肉食事会を開催しました。

 そこで、今年も新体制の役員でない知恵を絞り、“スリッパ飛ばし大会”と焼肉食事会を7月8日の日曜日に開催することとして、着々と準備を進めました。しかし、金曜日の段階で日曜日は80%以上の降雨予報が出ており、連絡体制も考慮して泣く泣く中止としました。当日に雨は降りませんでしたが、前日の夜中には雨が降って開催予定の公園の芝生は濡れて危ない状態でしたので、中止はある意味正解でした(残念な気持ちにはかわりませんが……)。来年こそは「花壇整備」を実現する予定です。

 最後になりますが、北見工業大学ならびに同窓会会員の皆様方の益々の御活躍と御健康を心よりお祈り申し上げ、同窓会帯広支部だよりとさせて頂きます。

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<札幌支部「石北会」>

札幌支部 支部長 安達理(S49開発)

 札幌支部「石北会」の活動につきましては、今年度は広告欄に掲載いたしました。同窓会誌62ページをご覧下さい。

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<苫小牧・室蘭支部「野付牛会」>

苫小牧・室蘭支部 支部長 大野隆嗣(S56年機械卒)

 全国の北見工業大学同窓生の皆様におかれましては、益々ご活躍のこととお喜び申し上げます。

 苫小牧・室蘭支部では4月28日(土)に恒例の野付牛会を開催し17名の方に参加頂きました。参加者の平均年齢は58才。内訳は、30代3名、50代3名、60代8名、70代2名の34才から78才といった年齢層になります。もっと若い会員の方々に参加して貰えるよう活動しているつもりですが、なかなか思うようにいかないのが現状のようです。

 支部総会のあとの懇親会では、各人より近況報告を頂きました。現役の方からはそれぞれの領域で頑張っているお話があり、定年退職後の方からは第二の人生を謳歌しているお話や学生時代の思い出話等があり、大学に通ってた頃を思い出す楽しいひと時となりました。また余興では、恒例の空クジなしのビンゴゲーム大会が行われ、事務局の方々が用意したほっこりとした暖かさ溢れる景品を頂き盛会のうち終了いたしました。

 さて、今年の苫小牧ですが、苫小牧中心部の国道276号線緑跨線橋の架け替え工事が始まり、1月から同跨線橋が全面通行止となっています。耐震性の向上、車線拡幅、交差点の改良、歩道設置を行うための工事ということで、バス路線の変更や、朝の通勤時間帯の迂回路での渋滞など色々大変なことがありますが、道央道苫小牧インターチェンジ(IC)=仮称=の接続道路とつながる276号線。やむ無しと言うところでしょうか。新しい橋が完成する19年11月末まで通行止は続くようです。

 一方、野付牛会関連での地域の話題としては、むかわ竜で話題のむかわ町ですが、昭和51年開発卒の竹中善之さんが、30年4月引き続き町長に就任されました竹中町長が取り組まれている町耕(おこ)しの一つである恐竜ワールド構想計画が推進されている中8月5日札幌市で開催された「北海道150年記念式典」の会場で、天皇皇后両陛下が、むかわ竜の化石の一部を鑑賞され触れられた事が非常に印象的でした。

 今年の野付牛会には、初めて室蘭支部からの参加もあり、これからの広がりに期待するところであります。野付牛会の諸先輩方は仕事のジャンルも多岐に渡っており、当然スペシャリストですから、興味深い話や勉強になる話など話題が豊富で、充実した時間を共有できます。まだ参加されていない方、是非気軽に参加して頂き、北見の思い出話や卒業後のお仕事、近況等をお聞かせください。また、同窓生の消息情報等がありましたら御一報頂きますようお願いいたします。

 個人的な話になりますが、5月に、北見市アドヴィックス常呂カーリングホールで開催された全農2018パシフィックアジア カーリング選手権大会日本代表決定戦を観戦してきました。見所満載の試合に感動したと同時に、北見工大のカーリング部の皆さんが一生懸命お手伝いをされている様子を拝見し、なにか誇らしい気持ちになりました。

 最後になりますが、北見工業大学の更なる発展と同窓生の皆様の今後益々のご活躍とご健勝を祈念しまして、支部だよりとさせていただきます。

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<函館支部> 「還暦を迎え学生時代を思い出して……」

函館支部 副支部長 佐藤隆雄(S57年土木工)

 私は、昭和57年に土木工学科を卒業し出身地である八雲町の役場に勤務し、土木技師として主に農業土木や林道事業に携わってまいりました。昨年3月に定年まで2年を残し早期退職し、現在は地元の林業関係の会社で仕事をしております。

 今年9月に還暦を迎えましたが、特に記憶に残る大学生時代の思い出を振り返ってみたいと思います。

 一浪の末、あこがれ?の北見工大に入学し「花の学生時代」の4年間をのんびりと過ごそうとかと考えていました。中学から高校まで続けてきた柔道は、私の軟弱な性格に合わないと思っておりましたので、柔道部諸先輩のしつこい勧誘攻めに合い拒否し続けてきましたが、とうとう根負けし入部してしまったのが運命の分かれ道でした。

 当時、私は自分の酒の適量を知りませんでしたので、柔道部の新歓コンパでは3次会まで先輩に付いていけたら生寿司かカツ丼の大盛が食えるというしきたりがあったため、私は飲めるだけ飲んで難なくこれをクリアしたばかりか、酔っぱらってフラフラの3年生をタクシーに乗せ下宿まで送り届けてしまいました。翌年、この先輩の追い出しコンパでは、先輩から「佐藤、今日はおれがお前を送っていくので頼むから潰れてくれ」と言われ願いを叶えることとなりました。以来、私は飲んべーのレッテルを張られ学生生活を送ることとなりました。

 土木工学科40名のクラス仲間は、それぞれが個性的で面白いやつばかりで、4年生になっても学園祭の模擬店(生ビールとジンギスカン)を出しました。最初はまじめに鍋洗いをしていましたが、そのうちお客そっちのけで飲み始め、ついには学科や一般教養の先生や学生課の職員を巻き込み、前庭の水銀灯によじ登りミンミンゼミ大会(ひたすら「ミ〜ンミンミン」と鳴く)をやったことは今でも笑ってしまいます。それを無理やりやらされた某教授は、真新しい背広の上着とズボンの股間を銀色にしながら、「君たちは今までにない、どうしようもない学年だ」と少しく引きつりながらも笑みを浮かべていたのを忘れられません。

 このように結局、私の「花の学生時代」は勉学に勤しむことはあまりなく、「汗まみれの柔道とほとんど毎日が酒」の生活となってしまったのです。

 就職後もやはり柔道から抜け出せず、数年前まで地域の柔道スポーツ少年団で青少年の指導や事務局をやることとなり、今でも役員として携わっています。お酒の方も最近は、量は減ったものの仕事上の付き合いやコミュニケーションのツールとしては大切だと自分に言い聞かせて飲んでおります。

 今、新しい職場で第2の人生を歩んでおりますが、最近、“より良い定年後の過ごし方”なる本が多く出版されており、これらを参考にじっくりと残りの人生の楽しみ方を検討中です。

 函館支部の活動は数年前までやや停滞ぎみでしたが、3年前に再起し少しずつ拡大発展させるよう頑張ってまいりますのでよろしくお願いいたします。

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<青森支部「樹氷会」だより>

青森支部長 八戸認(S57開発)

 はじめに、9月6日に発生した北海道胆振東部地震によりお亡くなりになられた方々への御冥福を心からお祈りいたしますとともに、被害に遭われた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

 さて、今年もまた寒さがが一段と身に染みる季節がやってまいりましたが、北見工業大学並びに本学同窓会会員の皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

 北海道新幹線「新青森・新函館北斗間」の開業から約2年半が経過しましたが、青森空港への中国天津の国際定期便の就航や、青森港への東北一のクルーズ客船の来航など、津軽海峡を挟んだ対岸の函館空港のインバウンドをもあわせ、ここ青函圏域内に新幹線のみならず、青函航路である旅客船も軸とした観光ルートが創出されることとなり、交流人口の増加により、この圏域内は賑わいを呈しております。

 同窓会会員の中にも、これを機にお越しいただいた方もいるのではないかと思います。まだお越しいただいていない同窓会会員の皆様も、これを機にご家族連れで、津軽の心の山「岩木山」、厳冬の「八甲田山」、新緑もみじの「十和田湖奥入瀬渓流」、世界遺産登録の「白神山地」、太宰治の生家「斜陽館」、縄文時代の国特別史跡の「三内丸山遺跡」など数々の観光名所がある青森に是非おいでください。(大歓迎いたします。)

 最後に今年の青森支部の活動報告ですが、10月に第28回の支部総会を行い、東北支部や函館支部よりご出席を頂き、和やかな雰囲気の中、無事総会を終えております。お忙しい中ご出席頂きました東北支部様、函館支部様にはこの場を借りてお礼申し上げます。また9月には仙台市で行われました東北支部の総会に、また、10月には、函館支部の総会にお招きを頂いております。

 当支部は、今年設立28周年を迎えることとなりました。30周年に向け、さらなる支部活動の活性化、会員相互の親睦を念頭に、また、東北支部、函館支部との交流をより一層活発化し、一歩一歩着実に活動の輪を広げて行きたいと考えておりますので、皆様のご理解、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

 最後になりますが、北見工業大学並びに同窓会会員の皆様方の益々の御活躍と御健勝を心よりお祈り申し上げ、青森支部だよりといたします。

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<東北支部(銀河会)だより>

東北支部 副支部長 橋本宰(S51開発工)

 各方面・地域でご活躍している、同窓会会員の皆様におかれましては、益々のご健勝の事とお慶び申し上げます。

 今年の東北は、猛暑が続いています。蒸し暑い日々は体力・やる気・気力等を無くす毎日です。(私は北見の隣の美幌町生れ。いまだに、高湿度には慣れません)

 近年、私的考えですが、東北南部は温帯から亜熱帯のような気象条件と思われます。北海道は台風・水害が無く・低湿度の夏と当たり前に考えていましたが、2・3年前から、十勝方面他で豪雨水害・台風通過・梅雨模様の雰囲気を感じています。亜熱帯から温帯に変化してるように感じます。自宅・職場等が河川の近く・背後に急斜面の山を抱えていれば、川の氾濫・土砂崩れの危険性を秘めてると思われます。身を守る準備・知識・備蓄等を常に保持しておくべきです。

 今回、私が支部会便りに投稿するのは約20年ぶりです。今年、65歳になりました。昭和52年春に就職して、宮城県古川市の東北自動車道(この時期では、東京からここまで約400km延伸)建設現場を皮切りに主に宮城・福島県で道路関係業務に携わってきました。12年前まで単身赴任で土日だけ仙台市民の生活でした。高度経済成長・バブル・バブル崩壊後公共事業いらない雰囲気・入札制度の変更等々を切抜けてきました。仙台市内の建設会社に入り、施工管理としてまだリタイヤしなで働いています。生活習慣病(血圧・高脂肪)を抱えながら、何とか暮らしています。

 東北太平洋岸の地区は、2011・3・11の東日本大震災の大津波の甚大な人的・物質被害は精神的にも大変でした。7年経過して仙台付近の復旧はほぼ終了しつつですが、地方部は危険地域指定に伴い過疎化が進み移転造成しても住民がいない等、ハード面の工事終了してもソフト面(周辺環境・支援・コミュニティー作り)はまだまだです。

 又、住民の意識の変化で高防潮堤建設よりも景観重視で建設工事が計画段階で停滞している箇所もあるのが近況です。

 福島第1原発の放射能漏れの事故処理で除染等膨大な国費を投入して作業しています。近年は膨大な工事費が流れていて不正・嘘の除染終了のニュースが時折流れます。情けない一言に尽きます。原点に返り、何のために・誰のために施工するのかを考え住民主体でやるべきと思います。

 長々と、私の近況等・東北地方の現況を記載しまして申し訳ありませんでした。

 東北支部(銀河会)の活動ですが、会員数は180名程度で推移して東北6県で活躍しています。

 6年位前までは、支部総会の開催地を宮城県仙台市でしたが、広範囲のため遠方からの出席が不可能(移動距離……滞在日数等)と考えて山形県山形市、岩手県岩手市での開催を周期的に実施すべく決定しました。会費を納入しても出席できない会員各位に考慮しました。

 平成29年度の支部総会は、9月2日16時から岩手県盛岡市の盛岡駅近くで開催しました。支部長 中野渡豊二氏(S50 土木)が盛岡に居を構えていまして、開催場所等選定にご尽力してもらいました。(他の山形市開催でも在住の先輩にご尽力してもらっています。)出席者数は13名、青森支部より支部長 八戸認氏(S57 開発)、京谷智(H14土開)の2名のご参加をいただき、大変感謝しております。青森支部様とは交流を深めるため、お互い参加しています。

 総会活動報告、次回活動案の了承していただきました。質疑応答では、「いかに出席者数の増加」・「常連出席会員の高齢化に伴う若手会員の参加」が議題に上がります。開催地のローテーションだけでは、対処できないのが現状です。若い会員各位様はバリバリの現役で職務遂行しているため・単身赴任の方も多いのではないか・同じ釜の飯を食った仲間意識の薄れ等と推測し、妙案が出ないのが現状です。

 終了後の懇親会の記念写真を添付します。

 他の活動といたしましては、平成30年2月6日に新年会(役員有志)開催しました。平成30年5月16日に青森支部の京谷智氏が青森市から国土交通省へ出向し仙台市に家族と引っ越してきましたので歓迎会を会員有志で開催しました。

 逐次の対応を今後ともしていくつもりです。

 最後になりますが、北見工大の益々のご発展と会員皆様のご健勝、ご多幸を祈念し、東北支部(銀河会)だよりの報告をいたします。

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<関東支部(オホーツク会)便り>

支部長 谷浩二(S53機械)

 残暑厳しい中、工大同窓会の皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 今年は皆さんもご存知のことと思いますが、関東地方は記録的な暑さとなり8月の猛暑日の日数は過去最高を記録したそうです。夏バテで体調を崩された方も多いのではないでしょうか?

 また今年は西日本豪雨の被害も多く報道されておりました、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

 さて、関東支部の活動について二つほど紹介致します。一つ目は毎年恒例となりました支部総会「オホーツク会」です。昨年11月25日に銀座クラシックホールにて執り行いました。高橋学長、田村副学長、常本元学長をはじめ、総勢69名の方々に御参加頂き楽しいひと時を過ごすことが出来ました。お蔭様で一昨年よりも参加人数は若干増えていますので、目指せ出席者100名!を諦めずに事務局も準備を開始しました。例年参加頂いている方は、ぜひ今年も参加を御待ちしております。参加するか悩んでいる方、ぜひ一度参加してみてください。幅広い年齢層と様々な仕事をされている仲間の集まりのため非常に有意義な時間が過ごせると思います。実際に初参加の方から“次回も参加しようと思います”というコメントを頂くことも多いです。今年は11/17の開催となります。ぜひお待ちしています。

 二つ目は、関東支部もサポーターとして応援している北見工大ロボコンチーム“Team・ONION”の話題です。昨年は残念ながら本選出場を逃してしまった“Team・ONION”ですが、今年は本戦でやってくれました!!

 予選リーグでは、珍プレーを連発しながらも見事に長崎総合科学大学、大阪大学を撃破し8位で久しぶりの決勝トーナメントに進出しました。1年間力をためてきた結果かと思います。

 その後の決勝トーナメント第1試合では本大会で優勝したライバル(?)の東京大学と対戦、東大の驚異的なスピードと正確性の前に残念ながら敗れてしまいましたが、会場を沸かせた珍プレーに特別賞を受賞しました。

関東支部からは14名の有志が応援に参加させていただき、現役学生の健闘に心熱くしました。

 なお、総会、ロボコンの様子は、関東支部ホームページに掲載してありますのでご覧ください。http://kitami-it-ohotsuku.on.coocan.jp/

 今後も、ホームページ上で活動内容を紹介させて頂きますので、皆さまからの情報をお待ちしています。

 kitami-it_ohotsuku@hotmail.co.jpへお願いします。

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<中部支部だより2017>

中部支部 支部長 伊藤隆行(H2環境)

 同窓生のみなさまこんにちは、今年の夏は西日本豪雨災害に始まり、台風が多く発生していたり、今までにないコースでやってきたりと自然災害が多く、年々増えているように思います。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 また、この地方でも猛暑日が30日を超えており、名古屋でも最高気温が40℃と体温より暑い夏となりました。熱中症で病院に運ばれる人数までもが日々ニュースで取り上げられており、エアコン無しでは過ごせない夏となりました。

 中部支部では今年も4月3週目に支部総会を開催させていただきました。参加者は、8名の参加となりました。準備が悪く連絡が遅くご案内できなかった方には申し訳ありませんでした。小人数ではありますが、これからの中部支部のあり方について意見交換はできたと思います。来年は、支部の皆さんにお声がけして参加者を募りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 昨年の10月28日に、関西支部の臨時総会に中部支部として参加させていただきました。高橋前学長も招待され開催されて、学長から最近の学校の状況などの説明があり、その時に冬季オリンピックに卒業生がカーリングで選手として参加することを知りました。オリンピックのカーリングの応援に熱が入り家族にも同窓生がいることを自慢げに話していたことを思い出します。

 また、本部総会では、代表者の出席で開催されますので、他の支部の会員の皆さんにお会いする機会はなく、この度の臨時総会で皆さんとお話ができたことや関西支部のお考えなど意見交換できたことでな当支部に良い刺激になったと思います。これからも支部同士の交流は同窓会の活性化に向けて前向きに進めたいと思います。

 関西支部のみなさま、ありがとうございました。紙面をお借りして感謝申し上げます。

 今年は、当支部主催で関西支部と臨時総会を11月に計画をしており、現在準備を進めているところです。また、来年この紙面をお借りしてその報告をさせていただきます。また、関東支部からも合同開催のお誘いがあり来年度開催を目指し進めたいと考えております。

 先ずは、当支部の新しい若手支部役員の活躍で支部の活性化を進めたいと考えております。

 中部支部の愛知、岐阜、三重、静岡にお住いの会員のみなさんへ

 いつでもお待ちしております。総会へのご参加とご協力をお願いいたします。

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<関西支部(流氷会)>

関西支部支部長 鳥越廣美(S5456年開発工)

 北見工業大学同窓生の皆さん、元気にお過ごしのことと思います。関西支部の鳥越です。

 今年の夏は、酷暑ともいえる状況でした。ニュース等で「命を守るために」ということばで始まり、エアコンの使用を促す報道を何度も耳にしたことと思います。また、台風も例年になく多く発生し、しかも中には東から西へと移動して、気象庁も進路予報に困るような逆転現象ともいえる台風上陸もありました。 また、6月には23年前の阪神淡路大震災を思い出させるような大地震が大阪北部を襲いました。関西支部の皆さんに大きな影響があったという連絡はありませんでしたのでひとまず安心ですが、北摂地域の築4・50年を超える住宅では、大きな被害を受けた家屋が多くあります。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 このような中にあって、会員の皆さんに於かれては、健康に留意してお過ごしでしょうか? 関西支部は、昨年10月に高橋学長(前学長)を関西にお招きし、関西支部+九州支部+中部支部のメンバーが参加して、臨時総会を行いました。北見工大の学長には久しぶりに関西に来て頂きました。前常本学長時代に「父母の会」が3年間程大阪で開催されましたので、それ以来のことです。今回はホテルの会場を借り、いつになく華やかに行いました。他支部に比べると少人数ですが、皆さん一人一人から、現況や自分史的談話を聞いて、感慨深いものを感じました。今年は、中部支部が鈴木新学長をお招きする予定ですので、関西支部からも応援に行きたいと思っています。このように各支部間のコミュニケーションを図り、北見工大同窓会の輪を広げていきたいという考えでいます。ただ、私が本部会長を兼務している間、関西支部伝統の「家族ぐるみのレクリエーション」活動が停滞気味になっているので、もう一度見直しをして様々な通信ツールを用いて活性化に努めたいと思います。また、活動の中心となる会員の高齢化が著しいので、30〜50代の若手の参加を待ち望んでいます。私たちは時に日々の業務に疲れ、愚痴をこぼしたいこともあると思いますが、家庭や仕事場では中々難しいものです。同窓会を利用し、同業・異業種他社の経験豊富な諸先輩に話してみましょう!話の中で何か自分に得るものがあります。そして、この活動を通し、支部代表として本部総会に参加し、皆さんの第二の故郷「北見」を訪問して下さい。青春時代の心を思い出してみることも人生を豊かにするひとつと思います。

 関西支部も、ホームページで活動を発信しています。北見工業大学HPから、同窓会HPを開き、関西支部HPを覗いてみて下さい。これを窓口として、皆さんの連絡(E-mailや電話等)をお待ちしています。

 最後に、昨年の臨時総会の写真を披露します。皆さんも是非この中の一員となって、コミュニケーションの輪を広げ、楽しい同窓会を一緒に築きましょう。

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<九州支部(のっけうしのジンギス館)だより>

九州支部 支部長 永田嘉雄(S54開発)

 全国でご活躍の北見工業大学同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。

 まず、7月の西日本豪雨にて、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。九州支部では福岡県で一人、大分県で一人の会員がおりますが、人的・物的な被災はありませんでした。福岡・大分のために何ができるか、九州支部でも議論しています。一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 さて、同窓会誌の支部だよりに寄せて、九州支部の近況を報告させていただきます。

 当九州支部は、平成18年に発足して同窓会の仲間入りをさせてもらっています。現在確認がとれている会員数は、年々、漸減しております。これは実際の減少というより個人情報保護法により名簿の取り扱いが難しくなったことに起因していると思っております。また、名簿登録している会員でも、同窓会に関心を持っている会員数はごくわずかであり、役員の平均年齢も毎年高齢化しております。

 そんな中、昨年度は鳥越会長が、業務の関係で福岡に赴任されていたので、新年会に参加していただき、貴重なご意見をいただきました。

 九州支部は同窓会活動活性化のため、同窓生の参加率向上を目標にして、特色を生かした活動を展開していますが、なかなか参加率の向上につながらない状況が続いています。

 何年も疎遠にした人に一通の手紙や電話で呼びかけ、いくら誠意を尽くしたとはいえ、即、賛同し入会をしていただく方は少ないのが現状です。厳しい経営環境の会社の中で生存競争に揉まれ、やることが多く同窓会どころではないと云う声が聞こえるようです。

 このような中で、九州支部を創設し、スタートしたことが恥ずかしいような気持でもあり、大きな責任も感じているところです。今後は、一人でも多くの方が参加していただけるよう、同窓会運営の在り方や各支部の方々との連携、また組織の在り方について模索していきたいと考えております。

 最近の報道では政治、経済、環境など多くの難問が取り上げられています。しかし、暗い話題ばかりではなく、日本国民が待ち望んでいる2020年東京オリンピック開催まであと2年となり、日本に明るい目標が掲げられています。このような明るい未来を創っていくのは、技術立国日本を背負って立つ、北見工業大学の同窓生の皆様だと思っています。そのような時代において、大学の存在意義や在学生や卒業生の価値が問われることとなります。これまで培ってきた研究成果や、同窓生の方々の技術・経験・指導力は、今後の日本経済の復興に必ず寄与できるものと私は確信しております。
 本学の益々の発展と皆様方のご健康を祈念いたしまして「支部だより」とさせていただきます。

【支部役員名簿】

 支部理事支部長  永田 嘉雄(昭和54年開発卒)

 会     計  永田 嘉雄(昭和54年開発卒)

 監     事  白石 耕三(昭和51年機械卒)

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